草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

脱原発派にまで罵倒される野田首相は四面楚歌状態だ!

2012年06月24日 | 政局

 私は保守民族派であるが、一貫して脱原発を主張してきた。そして、菅直人らによる原発事故対応を批判してきた。保守民族派といえども、日の丸を掲げて脱原発のデモを行っている人たちもおり、サヨクの運動と単純に決めつけるべきではない。ここにきて、脱原発派が野田政権打倒を叫ぶようになったことは、大いに歓迎したい。その一線をなかなか越えられず、野田佳彦首相が民主党だということで、ためらう気持ちがあったからだ。その呪縛から解放されて、首相官邸を取り囲んだことは、一歩前進であると思う。自民党と同等か、それ以上に原発を推進をしたのは民主党だ。だからこそ、温暖化対策を国際公約にしたのではないか。プルサーマルを受け入れた福島県知事の佐藤雄平も、元は民主党の参議院議員で、電力労連の応援で国会議員となり、そこを足がかりにして、県知事に当選した。ようやく脱原発派が野田政権打倒に立ち上がったのであれば、私たち同様に解散・総選挙を主張すべきではないか。さらに、イデオロギーを振り回すのではなく、東日本で被曝してしまった人たちに、一体何ができるかを考えるべきだ。今なお福島県東部には多くの人たちが放置されている。国民の怒りは切実であり、原発についての民主党の二枚舌を、国民はもう許さないのである。東京電力のせいにして逃げ回ってきたのに、最終的には原子力村の言いなりだ。国民のことなどどうでもいいのだろう。

 
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断末魔の民主党政権を支えようと必死なNHKを嗤う!

2012年06月24日 | マスコミ評

 権力者からの覚えがめでたくなくては、やっていけないのがNHKなのだろうが、民主党政権をヨイショするのは、あまりにも露骨である。今朝のニュースでは、民主党執行部が「党の分裂回避を模索している」として、消費税増税法案の採決を遅らせる動きが出てきたことを、大々的に報道している。このままでは解散・総選挙に追い込まれかねないので、それよりは党内融和ということなのだろう。しかし、今さらそんなことでお茶を濁そうとしても、無駄な抵抗でしかない。26日以降にずれ込む事態になれば、野田首相はまたまた嘘をついたことになり、一度ならずも二度までも先送りすれば、決められない政治を、なおさら国民に印象付けるだけだ。民主党内は修復が難しいのであり、これまで一緒にやってきたのが不思議なのである。もはや野田首相は突っ込むしかないのである。NHKが慌てているのは、造反者が相次いで、民主党内が混乱しているからだろう。腰砕けということになれば、自民党が内閣不信任案を提出するのは必至だ。統治能力なき民主党政権によって、日本はかつてない危機を招いてしまった。かつての自民党がベストであったとは思わないが、民主党はあまりにもデタラメであった。そんな政党でも政権の座に就けたのは、NHKを始めとするマスコミの後押しがあったからだ。その懲りない面々が、この場に及んでも、民主党政権を支えようと必死なのである。


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