草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

震災の復興よりもコップの中の争いにあけくれる民主党を嗤う!

2012年06月30日 | 政局

 私も脱原発には異論はないが、そうであるのならなおさら、民主党政権が約束した復興費15兆円のうちの6兆円を、使用せず余らせてしまった責任問題も、断固追及すべきだろう。過去の自民党政権下でも、そこまでは酷くはなかった。東日本大震災の復興よりも、コップの中の嵐に終始しているから、そんなことになるのだ。やるべきことをやらずに、脱原発を叫ぶことで、自らの責任を回避しようとした菅直人については、国会の事故調でも、菅を始めとして、菅が内閣官房参与に起用した学者を含めた官邸関係者が、頻繁に福島第一原発に電話をかけ、それによって現場の指揮系統が混乱したことを問題視している。もはや菅は逃げられないのである。脱原発を叫びながら、大飯原発の再稼働に反対する署名に加わらなかったことも、私には理解できない。野田佳彦首相にしても、原発事故などどこ吹く風で、まるで過去の出来事のような口ぶりである。消費税増税法案以外はどうでもいいのだろう。目下話題の中心である小沢一郎にいたっては、秘書と一緒に逃げ出したそうだから、これまた問題外である。福島県民の一人として、私は民主党の菅、野田、小沢の3人を許すことができない。いずれも自己保身に汲々としており、身勝手そのものである。昨日の大飯原発の再稼働のデモには、小沢グループからも参加したようだが、権力闘争に利用したいだけだろう。民主党は腹が据わっていない政治家ばかりで、これでは日本丸が迷走するのはあたりまえだ。


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官邸を囲まれた野田の選択肢は伝家の宝刀を抜くことだけだ!

2012年06月30日 | 政局

 首相官邸前に集まった大飯原発再稼働反対のデモは、それなりの数を集めたものの、もう一つ気勢が上がらないのは、解散含みの政局のせいもあるだろう。たまたま昨日の昼間は日比谷公園の近くにいたので、目と鼻の先であったが、残念ながら日帰りだったので、現場に居合わせることはできなかった。毎日新聞の写真などを見ると、一般の市民ばかりでなく、共産党や社民党、さらには、中核派などの新左翼の各セクトの関係者が勢ぞろいといった感じであった。盛り上がりに欠けたのは、相手が民主党政権ということがあるのだろう。プラカードのなかには、ようやく「野田内閣打倒」が登場したが、自分たちが応援した政権を引きずりおろすには、それなりの覚悟がいるからだ。それでも、東京電力だけを槍玉に挙げていたときと比べると、状況はかなり変わってきている。ただ、政局が流動的なために、解散・総選挙に追い込めば、かえって保守派が勢いを増すとのディレンマもあり、その分だけ中途半端なのだろう。今頃になって官邸を取り巻くデモを行うのは、遅きに逸したとは思うが、それによって民主党政権がガタガタになるのは必至で、ダッチロール状態になるのは目に見えている。もはや残された選択肢は選挙しかないのである。追い詰められた野田佳彦首相は、民意に判断を委ねる意味でも、伝家の宝刀を抜くしかないのだ。いよいよ天下分け目の戦いなのである。


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