自民党を支持するというよりも、私は国民をペテンにかけた民主党が許せない。だからこそ、先の総選挙では、負けるのを承知で、私自身がマイクを握って、会津の自民党公認候補を応援した。相手は民主党の長老の渡部恒三であったが、マニフェストがでたらめであるのを批判し、ポスティングまで行った。しかし、それは無駄な抵抗であった。マスコミはこぞって、民主党に肩入れしたからである。その結果、多くの国民が民主党に票を投じた。子供手当や高速道路の無料化などを、実際にやってくれると思ったのである。今になって、民主党政権が消費税増税を持ち出すのは、とんでもない背信行為である。野田佳彦首相自身も、あれだけ増税しないと言っていたのに、平気で前言を翻すというのは、国民を馬鹿にするにもほどがある。自民党を始めとする野党は、デタラメな民主党政治を止めさせるために、タイミングを見て、内閣不信任案を出すべきだろう。自民党は共産党や社民党とも手を組むべきだ。民主党政権が誕生したことで、日米関係がこじれ、原発事故対応では後手に回り、挙句の果てに、マニフェスト違反である。私は自民党の不甲斐なさを知らないわけではない。韓国に対する土下座外交も、元はと言えば自民党のせいである。しかし、それでも民主党よりはましだ。そして、デフレ下にあって、増税をしようとする目論見をたたきつぶすためには、政党を超えて政治家が結束すべきなのである。
←民主党政権は許せないと思う方はクリックを