自民党の新総裁に安倍晋三元首相が選ばれた。天はもう一度チャンスを与えたのである。教育改革や公務員制度改革に画期的な業績を残したにもかかわらず、マスコミのネガティブキャンペーンによって抹殺されかかった。それが今不死鳥のごとく復活したのである。日本が国家として身構えざるを得ないことを痛感した保守が、危機感から安倍元首相を待望する声が起こり、それがあっという間に広がったのである。本当の保守かどうかを区別するのは、先の戦争をどう見るかにかかっている。已むに已まれぬ戦いであったからこそ、物量に優るアメリカに宣戦を布告したのである。国のために散華した者たちのことを、貶めることは断じて許されない。さらに、過去から受け継がれてきた日本の国柄を守ることが、保守の保守たるゆえんなのである。三島由紀夫が命を引き換えにしてでも、実現しようとした憲法の改正。それをやらずして、戦後レジームからの脱却はないのである。今日の自民党本部の前には、安倍元総理を応援する保守の人たちがつめかけ、大いに気勢をあげた。声なき声の国民が立ち上がったのである。日本という国家を保守の手に奪還し、中共や韓国、ロシアなどに侮られぬためにも、国民が一丸とならなくてはならない。次は政権を奪い返すことである。マスコミは安倍元首相の苦戦を伝えていたが、ネットで圧倒的な支持を受けていたのを背景にして、今日の勝利をつかんだのであり、いよいよこれからがネット言論の出番なのである。
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