草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

新自由主義の大阪維新の会は「日本進歩党」にすべきだ!

2012年09月04日 | 政局

 大阪維新の会の政党名を「維新党」か「維新の会」にするか調整中というが、明治維新で賊軍の汚名を着せられた多くの東北人にとっては、抵抗のある党名ではなかろうか。とくに会津人にとっては、戊辰戦争から何年と言うのが普通で、明治維新から何年とは、口が裂けても言わない。怨念があるかどうかよりも、ためらいが先に立ってしまうだ。そんなことはおかまいなしに、橋下徹大阪市長が「維新」にこだわるのは、西の方の人間だからだろう。もう一つ私が気になってならないのは、昭和維新に決起した者たちを、橋下市長らがどう考えているかだ。三島由紀夫が指摘しているように、彼らの思想は天皇崇拝、農本主義、反資本主義であった。つまり、その根本にあったのは反近代なのである。しかし、大阪維新の会のブレーンの顔ぶれは、新自由主義の旗を担いでいる竹中平蔵、古賀茂明らではないか。日本の国の歴史や伝統を重んじるのではなく、グローバリズムの崇拝者なのだから、「維新」とは似ても似つかない連中なのである。かつて日本人がどんな思いで「維新」という言葉を用いたか、私たちはそれを無視すべきではないだろう。薩長の藩閥政府を正当化するためであったし、天皇を中心とした国を目指すための合言葉でもあったのだ。今の大阪維新の会は武力革命とは無縁だし、バタ臭い集団でもあるわけだから、「日本進歩党」の方がふさわしいのである。


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尖閣購入で中共や民主党政権のお先棒を担ぐNHKと読売!

2012年09月04日 | マスコミ評

 東京都による尖閣諸島の購入が、中共にとっては困ることなのだろう。予想していた通り、中共の国営中央テレビと合弁会社をつくったり、相互に情報や資材を提供し合ったりしているNHKは、やっぱりやらかした。売却をめぐって、土地の所有者と国との間で話が付いたかのようなニュースを流したからだ。あまりにもそれが唐突であったために、違和感を抱いた国民は多いと思う。日本のマスコミが愚かなのは、そうした報道をしたのが、NHKにとどまらないことだ。読売などもその後追いをしている。何のことはない。中共に媚びる民主党政権が、東京都に嫌がらせをして、意図的に情報をリークしているのである。NHKや読売が伝えていることは、あくまでも国として「地権者から直接購入するための最終調整に入った」ということであり、決着をにおわせているだけだ。ここまでNHKと読売が民主党政権のお先棒を担ぐのは、中共に頭が上がらないからだろう。石原慎太郎都知事にしても、本心では国有化が望むところなのである。見るに見かねての決断であったのだ。つい最近になって野田佳彦首相と会ったときに、漁船の避難港をつくる提案をした。それさえかなえてくれるならば、メンツなどどうでもいいのだ。しかし、NHKや読売は、その辺の経過にはまったく触れない。石原都知事が東京都による購入にこだわっているかのごとき報道をしている。これでは中共を利するだけではないか。


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