草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

アメリカ軍のプレゼンスなくして日本の平和はあり得ない!

2012年09月21日 | 安全保障

 中共の侵略を未然に防止するためには、我が国はアメリカとの日米安保条約を盾にするしかない。それに頼らざる得ないのが現実だ。アメリカが日本を見捨てたならば、日本は中共によって、第二のチベットにされかねない。一昨日に中共を訪問したバネット国防長官が「尖閣諸島は日米安保条約の適用範囲内」と習近平副主席に明言したことで、多くの日本人が胸をなでおろしたのではないか。アメリカが助けてくれなくても、自力で侵略者を撃退する気概がないわけではない。しかし、できれば米軍の抑止力が働いて、戦争にならないことが最善の策なのである。中共はフィリッピンやベトナムにも、軍事的な挑発を仕掛けている。それだけに、アメリカが断固たる態度を取らなければ、太平洋は中共の海になってしまう。民主党政権が誕生した矢先に、鳩山由紀夫首相は、中共をアメリカ同様に考えた節がある。東シナ海を「友愛の海」にしようとしたのも、お花畑だったからだろう。かつての大陸浪人の多くがそうであったように、支那に王道の政権が誕生するのを、私も心から願っている。あえて中共と呼んでいるのも、支那の民衆の支持を受けているとは思わないからだ。しかし、新生支那が誕生するには、かなりの時間がかかるだろう。それよりも、目前の侵略者に身構えなくてはならない。悲しいかなそれが現実なのであり、そこから目をそむけるべきではないだろう。

 
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根回したはずなのに国有化で中共様を怒らせた民主党政権!

2012年09月21日 | 政局

 中共に根回ししておけば、野田佳彦首相は尖閣諸島の国有化に踏み切れると思っていたようだ。「東京都の石原慎太郎知事による購入を拒む唯一の方法」などと言って、玄葉光一郎外務大臣が、中共の理解を得ようとしたという。NHKが昨日のニュースで伝えたもので、去る8日のウラジオストクで開かれたAPECでのことだ。これもまたお粗末である。国有化すれば、東京都も口を差し挟めないので、中共様が了解すると勘違いしたのだろう。しかし、実際のところは、石原慎太郎人気が高まりそうなので、民主党政権がジリ貧になると、急きょ国有化を決断したのが真相ではなかろうか。そんな目先のことしか考えていないから、相手がエキサイトすると、それだけでオロオロしてしまうのだ。国有化をするのは当然ではあるが、あまりにも党利党略ではないか。腹をくくって決断したのではなく、そんな泣き言を口にしたから、かえって中共に舐められてしまったのである。今我が国ができることは、侵略を許さないという覚悟を国民が持つことではないか。通常兵器では日本は中共よりも上回る。攻撃されても反撃する能力は備えているのだ。それを知っているからこそ、中共も簡単には手を出せないのである。不安なのは、野田首相や官邸が、危機に対処できる能力があるかどうかだ。まともなことをしようとした石原知事を、中共様に告げ口するようでは、期待する方が無理だろうが。


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