日本の政治が目指すべきは憲法の改正である。それを実現しなければ、日本は破滅に向かうだろう。あろうことか現在の憲法を擁護する勢力は、アメリカを味方につけようとしている。日本に占領憲法を押し付けた張本人がアメリカであり、そこに働きかけることで、戦後の既得権益者としての、自らの立場を守ろうとしているのだ。まさしく国を売る行為である。しかし、アメリカとて反省をしていないわけではない。ここは堂々と正論を主張すべきなのである。日本の国柄に合致しない憲法が日本を損ってきた。小森義峯が『正統憲法復元改正への道標』書いている通りで、「神仏を尊び、祖先を敬い、天地万物の恩恵に感謝し、日本の歴史・伝統・文化を重んずる」のを明記した憲法でなければならない。それが忘れられてしまったから、日本人は混乱をしているのである。小峯は一旦は正統憲法である大日本帝国憲法に復元し、その上で改正をすべき、と主張している。教科書にまで「天皇主権」から「国民主権」と記述されており、それが誤解を招いている。大日本帝国憲法であっても、実際に天皇陛下が政治を行われるわけではない。第一条に「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」とあるのは、あくまでも統治権の総覧と解釈すべきだ。さらに、非常時においては天皇を戴くというのが日本の国柄であり、それが今も続いているのだ。それを明らかにすることが憲法改正の根幹でなくてはならない。アメリカなどの外国に媚びることなく、日本の真の姿に復帰すべきなのである。
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