ネット言論は健全なのである。マスコミと結託した跳ね上がりがネットで大騒ぎをしても、大方はそれに同調しなかったからだ。かえって跳ね上がった勢力は、孤立を深めただけなのである。ISISイコールイスラムと決めつけたり、安倍首相の退陣を求めるなど、ピンぼけな意見を述べて、ネット上でさらされる者まで出た。日本が行った難民支援は、軍事力を行使しない我が国の唯一の選択肢であり、その部分でのアメリカとの協力は不可欠である。早い段階で日本人を拘束していたISISは、そのタイミングを狙っていたのではないか。安倍首相の失政と考えるのは、あまりにもうがった見方だ。いかなる人間であろうとも、日本人である限り、日本国はその生命を守るために全力を傾注する。無責任な評論家とは訳が違う。今の段階でも殺害を予告された日本人がどうなっているか、事態は流動的である。国があらゆるルートを通じてISISと接触を続けているのだろう。当面はそれを見守るしかない。難癖を付けて喜んでいるのは、安倍首相の足を引っ張りたいだけだ。テロとの戦いに日本国民が結束しなければならない。それを嘲笑するのは、日本と日本国民が嫌いなのだろう。これに対してネット言論が怯むことなく反撃しているのは立派だ。安倍首相が絶対なわけはない。しかし、テロに屈服せず、毅然と立ち向かう姿勢は高く評価されるべきなのである。
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