民主党の代表選に名乗りを上げた岡田克也、細野豪志、長妻昭の三氏そろって危機意識なし。安倍首相以上に優柔不断。安全保障政策からして無責任極まる。集団的自衛権に関して岡田氏は「反対するだけでなく踏み込んで議論する」のだとか。認めるか認めないか分からない。細野氏もこれまた意味不明。「基本的には個別的自衛権で対応できるが、朝鮮半島有事にその枠で全て収まるのかどうか向き合う」。今頃になってもまだそんなことを言っているのだ。長妻氏も「安倍内閣は戦後70年の反省に立たず、危うい動きを加速させている。歯止めの利かない集団的自衛権(の行使)を一足飛びに認めるのは問題。個別的自衛権の範囲内で法整備を急ぐ必要がある」。三氏とも将来に先送りするだけで、武力で日本を脅かす国すぐ近くにあるのに、見て見ないふりをしたいらしい。政界再編についても、何を考えているのやら。岡田氏は「維新の党と一緒になるつもりはない」、細野氏は「維新の党とは相当違いがあり、一緒になるのは難しい」、長妻氏は「民主党が旗を立て、他の野党から移ってくる受け皿になるよう党を再建する」。だったらばなぜ先の選挙で共闘したのか聞いてみたい。それにしても、無意味な言葉の乱造である。岡田氏は「多様な価値観を尊重する社会」、細野氏は「中小企業やボトムアップの経済に強い民主党」、長妻氏は「共助や公助の政策を組み合わせて成長の基盤を作る」。これでもまだ民主党に期待する国民がいるんだろうか。
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