草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

岡田民主党は経済安保政策で安倍内閣に建設的な提案を!

2015年01月19日 | 政局

岡田克也という政治家は、金持ちのボンボンで恵まれ過ぎている。頭はそれなりにいいようだが、国家国民のこととなるとまったく心もとない。まず一番にやるべきは、アベノミクスの良いところを評価し、マイナス面を指摘することだ。雇用を拡大し景気を回復させるには、金融緩和と財政出動が車の両輪である。しかし、成長戦略となると、グローバリズムの餌食になりかねない。労働組合もそこでは抵抗勢力の一翼を担うべきだし、維新の党のように、新自由主義のお先棒を担ぐべきではない。安倍首相に期待した瑞穂の国の資本主義を、自民党と民主党が競い合うのである。さらに、安全保障政策では、自民党と合意を形成すべきだ。集団的自衛権の行使の容認は、内心では賛成であっても、口にできない雰囲気が民主党にある。特定アジアの影響力が強いからだ。その勢力を排除しなければ政権復帰は難しい。今やるべきはアベノミクスへの歩み寄りと、安全保障政策での大転換である。反自民であればどことでも組むのではなく、政策をリードするのが筋である。岡田代表にそれだけの能力があるとは思えないが、民主党にもまともな政治家かはいる。そうした人材を埋もれさせてしまう前に、新たな脱皮が求められているのだ。安倍首相をこき下ろすのではなく、建設的な提案をする政党として、民主党が生まれ変われるかどうなのである。

 

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格差社会から脱却するにはまずは教育の整備だ!

2015年01月19日 | 経済

オバマ大統領が20日、一般教書演説で裕福層への課税強化を議会に提案する。新自由主義のお膝元のアメリカで経済政策の見直しが進んでいるのだ。今のアメリカでは上位10パーセントの金持ちに年間所得の半分が集中しており、それだけ格差社会が深刻になっている。アメリカという国家は、アメリカンドリームを実現できるのが魅力であった。金持ちと貧しい階層が固定化されるようでは、アメリカはかつてのようなエネルギーを失ってしまう。そこにオバマ大統領は危機感を抱いたのだろう。競争は資本主義の活力をうむとしても、ハンディなき競争でなくてはならない。その点では小さな政府を主張する共和党とも一致点が見出だせる。しかし、オバマ大統領がそれをやるのであれば、国際的な経済政策も転換すべきだろう。グローバル化は同時に、アメリカの裕福層による世界支配でもあるからだ。その両面を是正すべきなのである。今後の世界経済を活性化するためには、各国で共通した経済政策が求められる。企業への課税はほぼ横並びでなければならない。さらに、金融による資産の形成は情報の差が大きく影響する。情報の非対称性が所得格差になるわけで、その面でも教育の整備が急務である。新自由主義が敗北するのは予想されたことで、まったく驚くにはあたらない。これから何をすべきかなのである。裕福層を締め上げるのもいいだろうが、それ以上に教育への投資が必要なのである。

 

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