平和とスポーツの祭典の場である平昌オリンピックを政治利用する。今の韓国の文在寅は北朝鮮の金正恩に加勢することで、世界中を敵に回したのである。核とミサイルで近隣諸国ばかりでなく、アメリカまでも恫喝する国家が北朝鮮である。国内では独裁者のやりたい放題であり、人権など全く認められていない▼金正恩の妹がやってきたことを、大騒ぎして伝える日本の報道もどうかしている。ヒトラーの側近を歓呼して迎えるのと同じではないだろうか。かつての韓国の保守派政権を軍部独裁と批判した朝日新聞などの日本のマスコミも、今の混乱した状況になるのを手助けしただけなのである▼全体主義国家の特徴はプロパガンダと収容所である。プロパガンダに逆らうことは許されず、それに少しでも反すれば、二度と戻っては来れない、収容所行きが待っているのだ。体制維持のためには密告が奨励され、地域社会も家族も分断されるのである。韓国もそのような国家に一歩ずつ近づきつつあるのだ▼保守派や若者の一部は危機意識を抱いているようだが、北朝鮮の土台人にヘゲモニーを握られている現状では、体制をひっくり返すことは難しい。北朝鮮の手によって朝鮮半島が統一されれば、日本はこれまで以上に国家として身構えなくてはならない。文在寅の誤った判断が東アジアに、さらなる危機をもたらすのである。
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