草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

安倍首相の不安材料は官僚と経済政策と外国人労働者だ!

2018年02月21日 | 政局

当面は安倍首相頼みの政治が続くしかないが、危惧されるのは官僚の動きである。いかに長期政権になろうと、それ以上に官僚組織の結束は強いのである。「モリカケ」にしても、現在まで引きずっているのは、財務省や文科省が安倍首相をかばった振りをしながら、自分たちのしくじりを隠蔽しようとしたからではないか。それだけに今後の成り行き次第では、安倍首相が追い詰められる可能性があり、まだまだ気を緩めることはできない▼経済政策も曲がり角にきている。金融緩和によって我が国の雇用が改善し、株高によって企業の業績も上向いてきている。課題は個人消費が伸びないことである。安倍内閣は次の手を打てるかどうかで、今後の命運が分かれるのではないだろうか。さらに、安倍首相は外国人労働者の活用を掲げているが、安易にその政策を押し出すことには、安倍内閣の支持基盤である保守派から反発を招くことは必至である。人口減少による労働力不足対策として、それが本当に的を射ているかどうかは、それこそ見解が分かれるところだ▼官僚の反乱や経済政策の行き詰まり、保守派の反対を押し切ってのグローバル化、どれをとってみても前途多難である。残念ながら安倍首相以外には、国の舵取りを任せるにたる政治家は見当たらず、これからも茨の道を進むしかないのである。

 

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