このままでは韓国は北朝鮮によって統治されることになる。文在寅は金正恩の傀儡でしかない。「米国は北朝鮮との協議の条件を引き下げる必要がある」と述べるにいたっては、もはや言葉が出ない。北朝鮮の核の保有を認めることは、韓国が屈服し自由と民主主義を失うことである▼田中美知太郎が『市民と国家』で「ギリシア人にとっては、自由は多くの場合、奴隷となって他の支配をうけるということの否定であった」と書いている。そして、デモクリトスの有名な言葉を引用した。「民主国で貧乏暮らしをしている方が、王侯のもとでしあわせと呼ばれるような生活をしているよりも、はるかに望ましい。それは自由の人であるか、それとも奴隷であるかという相違なのである」▼今の韓国は同じ民族であることを優先させるあまり、物事の本質が見えなくなっている。日本を悪者にして国づくり進めた結果、独裁国家の金王朝に呑み込まれる寸前である。自由を一度失ってしまえば、もはや後の祭りなのである▼今の韓国にとっては、日本が敵国であり、北朝鮮が友好国なのである。ことの重大さに気付くのは、北朝鮮の支配下に入ってからだろう。物も言えなくなるような監視社会。そこでは人間の根源的な欲求である自由は許されないのである。韓国民は本当にそれでよいと思っているのだろうか。
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