草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

安易な外国人労働者の受け入れは混乱を招くだけだ!

2018年02月22日 | 政局

安易な外国人労働者の受け入れは混乱を招くだけである。安倍首相が経済諮問会議に対して、さらなる拡大を指示したことは、日本の将来に禍根を残しかねない▼外国人労働者の数はこの10年で倍増し、120万人を突破している。とくに危惧されるのは、労働力が不足している介護、建設現場、運輸関係での期待が高まっていることだ。それらの業種については、人を確保するためにも、待遇改善とかやるべきことがある。外国人労働者を安く使いたいという魂胆があるのではないだろうか▼グローバルな経済にあっては、国境など意味をなさない、との意見がある。しかし、それはとんでもない間違いである。それぞれの民族によって習慣や生活様式が異なる。それを前提にして付き合うべきであり、「世界市民」といった言葉に騙されてはならない。かえって民族間の対立が表面化するのは必至である▼エリック・ホッファーは「人類の兄弟愛を主張する者は、あらゆる戦争を内戦のように戦う」(『魂の錬金術 全アフォリズム集』)と書いている。国家間の戦争であれば、一般市民を傷つけないとか、それなりのルールが課せられる。内戦となれば手段を選ばなくなり、憎しみによる無差別な殺人となるのだ。それだけは断じて避けなくてはならない。外国人労働者頼みではなく、それよりもAIやロボットを積極的に活用すべきなのである。

 

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コメント (1)
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