草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ウイルスの潜伏期間が最長24日間であれば感染阻止は難しい!

2020年02月10日 | 感染症

もしそれが本当であるのならば、パンデミック(世界的な流行)になってしまうのではないか。自然から生まれたウイルスの潜伏期間が24日間ということがあるのだろうか。テレビ朝日の今日の夕方のニュースで、中共の専門家チームが「新型コロナ潜伏期間は最長24日間になる」と発表したことを伝えた。感染者1099人に対しての調査で判明したもので、甘く見てはならないのである▼今のところクルーズ船や、武漢市からのチャーター便で帰国した邦人などの感染者以外に関しては、検査が大々的に実施されているわけでもなく、日本国内でどうなっているかは把握されていない。北京ですら閉鎖されたように状態になっているといわれる。かなり深刻であるのを習近平らは知っているのだろう▼我が国も安全保障上の観点から、新型コロナウイルスに立ち向かわなければならない。何としても医療崩壊だけは食い止めなくてはならない。今すぐやるべきは国が正しい情報を発信し、どのような症状が出れば、どこの医療機関にかかればよいかを、国民に徹底させるシステムを構築することである。重症患者と軽症患者と区別して治療する必要があるからだ▼ウイルスに対応するマスク、手袋、防護服、消毒液も、医療関係者ばかりでなく、介護関係者にも配って置くべきだ。感染を阻止できない場合のことを想定することこそが国の責任なのである。

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中共が打倒されるのは権威失墜と民主派勢力の台頭によってだ!

2020年02月10日 | 感染症

新型コロナウイルスによって、中共が崩壊しようとしている。混乱だけを引き起こすのか、それとも希望に向かっての一歩を踏み出すのかについては、今の段階ではまったく予測が付かない▼ハンナ・アレントの「革命は政治的権威の失墜の原因ではなくて、その結果である」(『革命について』志水速雄訳)という言葉の通りであり、中共の民衆の多くは、習近平らの指導部を信用していない。しかし、それだけでは革命は達成されないのだ。さらに、アレントはもう一つの条件を述べている。「権威の崩壊にそなえており、同時に進んで権力を握るつもりがあり、熱心に組織活動をおこない、共通の目的のために団結して行動する人びとが十分に存在する」(『同』)ことが前提なのである▼中国共産党員の数は9千万人に達するとみられている。国民の人口比でいえば約6パーセントにあたる。ことここにいたっては、中国共産党から民主派が飛び出すのではないだろうか。14億の民をまとめあげるためには、全体主義しかないとの見方があったが、すでに台湾や香港では民主主義が根付いている。今のようなグローバル化した世界にあっては、一つの価値観で民衆を支配することは難しく、全体主義の鉄鎖で民衆を縛り付けておくことなどできないのである。

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