草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

新型コロナウイルスとの闘いで日本人の賢明さが試されている!

2020年02月27日 | 感染症

東京でのオリンピック・パラリンピックの開催が危ぶまれる事態になってきた。新型コロナウイルスとの闘いで私たちは正念場を迎えており、挙国一致で未曽有の危機を乗り切らなければならないのである▼新型コロナウイルスの感染マップをジョンズ・ホプキンス大学が公開している。今朝の時点で世界の感染者数は81,321、そのうち中共は78,064、韓国は1,261、ダイヤモンドプリンセス705、イタリア401、日本178、イラン139、シンガポール93、香港89、アメリカ59、タイ40、バーレイン33、台湾32、クェート26、オーストラリア22などとなっている。死亡者数は世界で2,715、そのうち中共が2,615、イラン19、韓国12、イタリア12で、日本は2人である▼中共が公表している数字がどこまで正しいかは問題があるとしても、感染者のうちの20969が退院しており、峠を越えた可能性がある。それ以外の国々では依然増加傾向にある。日本はここ1、2週間をどう乗り切るかといわれるが、3月の下旬から4月上旬に感染者数がピークになるとみられる。今となっては、どれだけ命を救ことができるかが課題となってきている。検査を絶対視してはならず、重症者の治療に重点を置かなくてはならない。パニックになれば医療現場は大混乱し、取り返しがつかないことになってしまう。日本人の賢明さが試されているのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする