草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

安易に医療機関で診察を受けるのではなく電話で相談すべきだ!

2020年02月15日 | 感染症

今日の「正義のミカタ」(朝日テレビ放送)で木村もりよ氏が「安易に医療機関で診察を受けることは医療の崩壊につながる」と語ったことは重要である。政府はテレビなどを通じて、新型コロナウイルスに感染した疑いのある人は、「帰国者・接触者相談センター」に相談することを周知徹底させるべきである。すでに各都道府県が設置しており、医療の専門家が電話で応対し、アドバイスをすることになっている。全国的に感染が拡大しているわけだから、各都道府県とも人員を増やして対応すべきである▼感染者が病院で立ち入るだけで、院内感染のリスクが高まる。免疫が落ちている重病患者や高齢者はそれで命を奪われる。病院の入り口で体温を確認するいった処置は、今すぐ実施すべきである。ここ2、3日のテレビなどの報道で、不安に思っている国民が多いと思う。未だに医療機関の大半はその準備ができていない。防護服はもとより、マスクや手袋も不足しているのではないか▼医療崩壊を阻止するために、同センターが中心になって感染者を振り分け、重症者から先に治療するのが望ましい。医療現場の一角が崩れれば万事休すである。そうならないようにするためにも、政府は背水の陣で臨むべきなのである。

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未曽有の危機が的中した今となっては政治の空白は許されない!

2020年02月15日 | 感染症

未知のウイルスによって我が国が危機であることを、去る1月21日から連日指摘してきた。専門家でもない一庶民であっても、なぜか不安を感じて警鐘を乱打せずにはいられなかったのである。エリック・ホッファーは「未曽有の状況下で知識や経験が役立たないとき、無知で未熟な者のほうが状況にうまく対処できる。未知のものや未使用のものは、いわば不適応の状況に対して特別の適応性を示すからである」(『魂の錬金術全アフォリズム集エリック・ホッファー』中本義彦訳)と書いている。下手な知識がない分だけ、一庶民の方が警戒心は旺盛なのである▼ようやく安倍首相も気づいたようである。「今後も、何よりも国民の命と健康を守ることを最優先に、やるべき施策は躊躇なく決断し、実行してまいります」と今朝になってツイートしたからである。政治的な空白をつくることは得策ではなく、安倍支持か不支持という問題ではなく、どうやって私たちが未知のウイルスとの闘いに勝利するかなのである▼今不安でならないのは、感染経路が把握できない事態になってきていることだ。政府ができることは全て実行に移さなくてはならない。満員電車の危険性が取り沙汰されているが、徹底した消毒を実行するとともに、ラッシュ時を避けるような工夫を企業に求めるべきだろう。移動の禁止も検討する必要がある。政府は国民の命を守るために最善を尽くすべきなのである。

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