草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

クルーズ船以外でも新型コロナウイルスの感染者が次々と判明!

2020年02月13日 | 感染症

クルーズ船以外の新型コロナウイルス感染者が国内で次々と出ていることが、今夜のニュースで明らかになった。もはや他人事ではなくなってきたのである▼東京都内の70代の日本人運転手と和歌山県の50歳の日本人医師、さらには千葉県の20代の男性が感染していた。神奈川県では80代の女性の感染者が国内で初めて死亡した。医師が感染したというのは、あまりにも衝撃的である。先月31日から症状が出ていたにもかかわらず、今月3日から5日までは診療を続けていたというのだから、勤務していた病院名も分かっており、大騒ぎになっている。武漢市に渡航歴がないとすれば、診察していてうつされた可能性が高い▼「日本におけるスペインかぜの精密分析」によると、1918年8月からの1回目は患者数21168398で死亡者数257363名、対患者死亡率1・22パーセントであり、1919年8月からの2回目の患者数は2412097名で死亡者数は127666名、対患者死亡率5・29パーセントであった。当時の日本の総人口は56667328であったから、1回目で37・3パーセントが罹患し、2回目で対患者死亡率が増加したのは、ウイルスが変異したためといわれている▼日本でスペインかぜが拡大したのは医療現場が崩壊したからである。政府がそれを阻止できなければ、同じ悲劇を繰り返すことになる。何度でもいう。事態は切迫してきており、医療と介護の現場に一着でも多くの防護服を届けるべきなのである。

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コロナウイルスの寿命は机やドアノブで最長9日で油断は禁物!

2020年02月13日 | 感染症

武漢発の新型コロナウイルスの寿命は「最長9日間」というのが独の研究者グループによって明らかになった。インフルエンザと同じだと甘く見るべきではないのである。検査も過信することはできない。潜伏期間は最長24日ということも分かっており、経過を観察するしかないのである▼防災と災害情報のニューメディアである「バザードラボ」は一昨日、「コロナウイルスの寿命『ドアノブや机で最長9日間』独研究」という記事をアップした。医学雑誌『ジャーナル・オブ・ホスピタル・インフェクション』の今月6日に掲載された論文を紹介したもので、独ルール大学の研究グループはコロナウイルスの仲間であるSARSやMERSの論文を精査した結果、そのような結論を導き出したのだった▼新型コロナウイルスとの闘いは、気を抜くことなどできないのである。米国は差し迫った危機であることを認識しており、国防省は主要空港の11ヶ所に1000人を治療できる検疫キャンプの設置場所を承認した。水際で食い止めようと必死なのである。そうでなくても米国は、過去14日間に中共を旅行した外国人の入国を禁止しているのである。それと比べると日本の対応はあまりにも心もとない。これで本当に国民の命を守ることができるのだろうか。

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