草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

安倍首相が専門家会議や厚労省に丸投げするのは無責任極まる!

2020年02月25日 | 感染症

今回の新型コロナウイルスとの闘いは安全保障上の緊急事態である。安倍首相が先頭に立ってリーダーシップを発揮すべきであるのに、責任を回避しているように思えてならない▼政府の感染症対策本部の専門家会議は昨夜、緊急の記者会見を開いた。それをネットで見ていて、政府がやるべきことを丸投げされて困惑しているのが分かった。相手は未知のウイルスである。それだけに、脇田隆字座長の「何が起きるかは神のみぞ知る」という言葉が印象に残った。すでに新たなステージに突入したことは認め、同専門家会議は「感染拡大の速度を抑え、重症者の発生と死亡数をできるだけ減らすことだ」との見解を示したのだ▼感染拡大を阻止できないのであれば、政府が前面に出るべきである。あくまでも同専門家会議は「医療崩壊によって社会・経済活動の混乱が深刻化する恐れがある」と警告を発するのが精一杯で、具体策を提示する力はないのである。国民からの風当たりが強い加藤厚労相を安倍首相が更迭しないのは、個人的な人間関係を重視しているからではないか▼ここ1、2週間が収束できるかの瀬戸際なのである。安倍首相が自ら緊急事態宣言をし、国民の協力を仰ぐとともに、移動の制限とか、イベントの禁止とか果敢に決断すべきなのである。

コメント (3)
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