草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

国民に責任転嫁する西村経済再生相のとんでもツイートを嗤う!

2020年04月11日 | 感染症

新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、日本は未曽有の非常事態である。国民が政府の対応に不満を持っている理由は明確である。西村やすとし経済再生相を担当大臣にしたことで、政府が迷走しているかのような印象を国民が抱いているからなのである▼西村大臣は緊急事態宣言を出す前と一昨日とをドコモが提供する携帯のデータで比較し、渋谷マイナス31・3パーセント、横浜マイナス42・9パーセント、千葉マイナス34・6パーセントといった数字を示して、接触8割低減に達していないことを、あたかも国民の責任であるかのようにツイートしている。これでは国民が怒るのはあたりまえである。東京では理美容や百貨店が営業しており、公共交通機関もいつも通り動いているわけで、そんなことで目標が達成できるわけはないのである▼本当にやろうと思うならば、都市封鎖をするしかない。それができないのであれば、国民に協力を求める努力をすべきなのである。他人事のようにツイートする神経が理解できない。規制が緩いことを棚に上げてよくぞ言えたものである。現在のような例外的な状況下で、政治が機能を果たさないというのは最悪である。もはやここまでくれば安倍首相自身がリーダーシップを発揮すべきであり、それが国民の命を守ることに直結するのである。

コメント (1)
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