草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

国民が分裂して日本民族が崩壊することを恐れていた和辻哲郎!

2020年04月19日 | 感染症

危機であればあるほど、それぞれの国が政治指導者の下に結束するのが普通である。それが世界の常識なのである。ところが今の日本は違う。マスコミが反安倍の大合唱である▼欧米では軒並み大統領や首相の支持率がアップしている。お隣りの韓国にしても、文在寅の与党が総選挙で圧勝したのである。安倍首相に責任がないとはいわないが、あまりにも異常である。これで本当に危機を乗り切ることができるのだろうか。連日のようにテレビでは布マスクについての報道である。まともなマスクは医療関係者に届けなければならないので、当面は国民に布マスクで我慢してもらうしかないのである。そんなことも分からず、マスコミに踊らされる情報弱者があまりにも多過ぎる▼和辻哲郎は「水は裂け目を伝って侵入してくる。日本民族を崩壊するものがあるとすれば、それはこの分裂に外ならぬのであろう」(『埋もれた日本』)と書いている。建国の日から幾多の乗り切ってきた私たちの先祖は、日本民族としての結束を崩すことがなかった。不平不満を述べることではなく、自分に何ができるかを考えるときである。武漢発の新型コロナウイルスの感染拡大で、我が国は未曽有の危機に直面している。国民が一致結束して冷静に対応しなければ、とんでもないことになってしまうのである。

コメント (1)
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