草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

今日本は新型コロナばかりではなく内部の敵に脅かされている!

2020年04月23日 | 思想家

武漢発の新型コロナウイルスに世界中が振り回されている。これまでは危機に直面すれば日本人は結束するのが常であったが、今回ばかりは違っていた。政府に協力するという団結力が乏しくなってしまったように思える。日本における内なる敵が頭をもたげてきているからだ▼エリック・ホッファーは「現在、各国は外敵よりも内部の敵に脅かされていると一般的に言われている。だが、一般に認められた内部の敵への対処法といったものはない。外敵が平和を乱せば戦争状態となり、自動的に軍事力が動員される。しかし、内部の敵が爆破や殺傷によって国内の生活を混乱させても、緊急事態とはならない。裁判所は機械的に判決を出しつづけ、警官たちは日常業務にしがみつき、大多数は沈黙を守る」(『安息日の前に』中本義彦訳)と書いている▼日本国内で爆破事件が起きているわけではないが、分断を策する者たちは激しい憎悪を政府に浴びせている。必死になって舵取りをしている者たちを罵るのは、あまりにも異常である。背後に中共がいるのは明らかである。内なる敵に対する組織的な防衛をする手段が今の政府にはない。私たちができるだけ結束して日本を守り抜かなければならない。もう一つの深刻な危機を迎えていることを私たちは自覚すべきなのである。

コメント (4)
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