加藤厚労相が昨日夕方、「感染経路が見えなくなってきた」と記者会見で語ったのには腹が立った。あらゆる手段を講じたにもかかわらず、水際対策が功を奏さなかったのであれば分かるが、中共からの入国を禁止しなかったことで、今回の事態はすでに想定されていたのである。手の打ちようがないのであれば、一体国民はどうすればいいのだろう▼新型コロナウイルス感染症によって、我が国はめちゃくちゃになるのではないか。そうした危機を乗り切るには、政府がリーダーシップを発揮し、ここ2カ月程度で封じ込めなければならない。一時的に経済活動に影響が出たとしてもやむを得ない。各種会合の禁止、できるだけ外出を控えるという呼びかけを徹底すべきである。いうまでもなく中共からの入国は、今日にでも全面的にストップするのは当然である▼ここまで事態が深刻になれば、政府としても、特定の地域を封鎖するとか、個人の自由や人権を制限することも決断しなくてはならない。私たちがすべきことは、医療崩壊に備えての薬の確保や、流通が混乱する前に食料をストックすることである。一人ひとりが命を守る努力をするしかないのだ。我が国は戦争に突入したのと一緒である。政府は戒厳令を同じ布告を出すべきであり、私たちは息をひそめて耐えるしかないのである。
今日の「正義のミカタ」(朝日テレビ放送)で木村もりよ氏が「安易に医療機関で診察を受けることは医療の崩壊につながる」と語ったことは重要である。政府はテレビなどを通じて、新型コロナウイルスに感染した疑いのある人は、「帰国者・接触者相談センター」に相談することを周知徹底させるべきである。すでに各都道府県が設置しており、医療の専門家が電話で応対し、アドバイスをすることになっている。全国的に感染が拡大しているわけだから、各都道府県とも人員を増やして対応すべきである▼感染者が病院で立ち入るだけで、院内感染のリスクが高まる。免疫が落ちている重病患者や高齢者はそれで命を奪われる。病院の入り口で体温を確認するいった処置は、今すぐ実施すべきである。ここ2、3日のテレビなどの報道で、不安に思っている国民が多いと思う。未だに医療機関の大半はその準備ができていない。防護服はもとより、マスクや手袋も不足しているのではないか▼医療崩壊を阻止するために、同センターが中心になって感染者を振り分け、重症者から先に治療するのが望ましい。医療現場の一角が崩れれば万事休すである。そうならないようにするためにも、政府は背水の陣で臨むべきなのである。
未知のウイルスによって我が国が危機であることを、去る1月21日から連日指摘してきた。専門家でもない一庶民であっても、なぜか不安を感じて警鐘を乱打せずにはいられなかったのである。エリック・ホッファーは「未曽有の状況下で知識や経験が役立たないとき、無知で未熟な者のほうが状況にうまく対処できる。未知のものや未使用のものは、いわば不適応の状況に対して特別の適応性を示すからである」(『魂の錬金術全アフォリズム集エリック・ホッファー』中本義彦訳)と書いている。下手な知識がない分だけ、一庶民の方が警戒心は旺盛なのである▼ようやく安倍首相も気づいたようである。「今後も、何よりも国民の命と健康を守ることを最優先に、やるべき施策は躊躇なく決断し、実行してまいります」と今朝になってツイートしたからである。政治的な空白をつくることは得策ではなく、安倍支持か不支持という問題ではなく、どうやって私たちが未知のウイルスとの闘いに勝利するかなのである▼今不安でならないのは、感染経路が把握できない事態になってきていることだ。政府ができることは全て実行に移さなくてはならない。満員電車の危険性が取り沙汰されているが、徹底した消毒を実行するとともに、ラッシュ時を避けるような工夫を企業に求めるべきだろう。移動の禁止も検討する必要がある。政府は国民の命を守るために最善を尽くすべきなのである。
危機なのに安倍倒せとは虚しけり
小沢寄り変な連中大騒ぎ
新型のウイルス退治国挙げて
安倍政治とって代わるは真の保守
自民党残念ながらよりまし論
国防の危機に野党は出番なし
感染で選挙できぬと嫌がらせ
真の保守出てくるまでは我慢かな
ネットでも外国勢力侮れず
憲法の制約民を見殺しに
何度でも言う。中共全土からの入国を禁止していれば、もっと違った展開になっていたのである。今日も東京で新たに2名の感染者が見つかった。加藤厚労相の昨日の発言は、政府のこれまでの見解と異なっており、新型コロナウイルスについて「感染が拡大することは否定できない」との言い方は、あまりにも無責任である。多くの国民は政府を信頼していたのである。今になってそれはないだろう。手洗いやマスクで布防ぐことができるのか、何をすればよいのかを、国民に周知徹底させるべきではないか▼未知のウイルスであり、ワクチンもいつになるか分からない。加藤厚労相は「医療体制の整備」とか述べているが、それこそ開業医のレベルまで、防護服や手袋を配布した形跡がない。今のままでは深刻な事態を迎えるのは目に見えている。開業医のもとに感染者が押し寄せてくれば、手が付けられなくなってしまう。医師や看護師は次々と感染し、武漢市のような医療崩壊になりかねない▼武漢市においても、当初の感染者数は限られていた。それがあっという間に広がったのである。パンデミックを阻止するには、大規模なイベントや集会は中止するとともに、病院や介護施設では入り口で体温をチェックすべきである。日本がどうなるかはここ2週間が勝負である。むやみに恐れる必要はないが、政府がやるべきことを断行し、それに国民が一丸となって協力しなくてはならないのである。
今我が国はパンデミックになるかどうかの瀬戸際である。すでに感染経路がはっきりしない感染者が出てきている。水際の防衛線は突破されてしまったのである。防衛省は昨日付で医師や看護師の資格がある予備自衛官に招集をかけた。最悪の事態が迫りつつあるのだ▼ここで怯んではならず、政府はいかなる超法規的な措置な策を講じても、国民の命を守らなくてはならない。日本国内での感染は広がっていると見るべきで、検査体制が整うにしたがって、その全貌が明らかになってくるはずだ。感染者が多数発生した地域については、移動制限などによって、徹底的に封じ込めるべきである。政府が果敢に決断するしかないのである▼私たち国民が肝に銘じるべきは、未知のウイルスとの闘いであるということだ。治療法も確立されておらず、自然界のものか、人間が手を加えたものかも判明していない。風邪に似た症状だといわれるが、パニックになって医療機関に殺到しないように、重症者と軽症者との選別が大事になってくる。疑いのある人は、まずは電話で保健所に連絡して指示を受けるというシステムを確立すべきである。医療崩壊を阻止するには、それしか手がないからである。新型コロナウイルスとの闘いは新たな局面を迎えており、挙国一致でこの危機を乗り越えなければならないのである。
クルーズ船以外の新型コロナウイルス感染者が国内で次々と出ていることが、今夜のニュースで明らかになった。もはや他人事ではなくなってきたのである▼東京都内の70代の日本人運転手と和歌山県の50歳の日本人医師、さらには千葉県の20代の男性が感染していた。神奈川県では80代の女性の感染者が国内で初めて死亡した。医師が感染したというのは、あまりにも衝撃的である。先月31日から症状が出ていたにもかかわらず、今月3日から5日までは診療を続けていたというのだから、勤務していた病院名も分かっており、大騒ぎになっている。武漢市に渡航歴がないとすれば、診察していてうつされた可能性が高い▼「日本におけるスペインかぜの精密分析」によると、1918年8月からの1回目は患者数21168398で死亡者数257363名、対患者死亡率1・22パーセントであり、1919年8月からの2回目の患者数は2412097名で死亡者数は127666名、対患者死亡率5・29パーセントであった。当時の日本の総人口は56667328であったから、1回目で37・3パーセントが罹患し、2回目で対患者死亡率が増加したのは、ウイルスが変異したためといわれている▼日本でスペインかぜが拡大したのは医療現場が崩壊したからである。政府がそれを阻止できなければ、同じ悲劇を繰り返すことになる。何度でもいう。事態は切迫してきており、医療と介護の現場に一着でも多くの防護服を届けるべきなのである。
武漢発の新型コロナウイルスの寿命は「最長9日間」というのが独の研究者グループによって明らかになった。インフルエンザと同じだと甘く見るべきではないのである。検査も過信することはできない。潜伏期間は最長24日ということも分かっており、経過を観察するしかないのである▼防災と災害情報のニューメディアである「バザードラボ」は一昨日、「コロナウイルスの寿命『ドアノブや机で最長9日間』独研究」という記事をアップした。医学雑誌『ジャーナル・オブ・ホスピタル・インフェクション』の今月6日に掲載された論文を紹介したもので、独ルール大学の研究グループはコロナウイルスの仲間であるSARSやMERSの論文を精査した結果、そのような結論を導き出したのだった▼新型コロナウイルスとの闘いは、気を抜くことなどできないのである。米国は差し迫った危機であることを認識しており、国防省は主要空港の11ヶ所に1000人を治療できる検疫キャンプの設置場所を承認した。水際で食い止めようと必死なのである。そうでなくても米国は、過去14日間に中共を旅行した外国人の入国を禁止しているのである。それと比べると日本の対応はあまりにも心もとない。これで本当に国民の命を守ることができるのだろうか。
危機なのに特定野党桜かな
邦人の中共脱出待ったなし
武漢発新型ウイルス恐ろしや
防疫は自衛隊なり民守る
いつの世も挙国一致で身構える
クルーズ船国籍日本と勘違い
共産の国の悲劇はネットにて
手洗いを奨励していた朝日新聞
辛亥の革命の地から民決起
マスコミと政治家の嘘バレにけり
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で体温測定などに従事した検疫官が感染したとの報にはビックリした。加藤厚生相が今日午前8時半過ぎの記者会見で語ったもので、マスコミの取材で防護服を着ていなかったことが明らかになった。今回の新型コロナウイルス感染を甘く見ていたのである。マスクや手袋だけでは危険だといわれていたはずだ。厚生省あたりに丸投げするから問題なのであり、政府は安全保障上の危機として対応すべきなのである▼すでに自衛隊がクルーズ船で活動を開始しているが、防疫がルーズであれば、国民の命に直接かかわってくる。いい加減ではすまされないのである。今回のことで明確になったのは、医療現場では大量の防護服が必要だということだ。そうでなければ医者や看護師が次々と感染し、医療崩壊を招きかねないからである。手が回らないというだけで、一般の病院に回すのであれば、それなりの準備をすべきなのである▼クルーズ船だけではなく、日本国内での感染者の把握も待ったなしである。中共からの入国をストップしないこともあって、実際どうなっているかはさっぱり見当が付かない。我が国は他国から侵略を受けたのと同じ危機的状況化にある。今政府が最優先すべきは、医療現場に防護服を一着でも多く回ことなのである。