つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

高麗巾着田の曼珠沙華

2010年10月03日 | 日記
                 高麗巾着田の曼珠沙華(日高市)

西武秩父線の高麗駅から徒歩15分で巾着田の曼珠沙華の群生地に行くことができる。
曼珠沙華とは、秋の彼岸時期に花を咲かせる彼岸花のことである。
草原や野原にも咲いている。
紅色の花が多いが、白い花も咲かせている。

巾着田は、高麗川がU字型になって囲まれた場所である。
日高のシンボル的名山である日和田山(305m)から大きく湾曲した高麗川に囲まれた地形が巾着のように見えるところから「巾着田」と呼ばれている。
日本有数の曼珠沙華の群生地であるとともに、豊かな自然や懐かしい田園・里山風景などが残されている。

巾着田には、曼珠沙華の早咲き群生地と遅咲き群生地に分かれている。
早咲き群生地は、巾着田の南に広がる。ニセアカシアなどの林の足下に咲く曼珠沙華の大群落の様子は、真っ赤な絨毯を思い出させる。
遅咲き群生地は、巾着田の東に広がる。清らかな高麗川と曼珠沙華の美しいコントラストが、秋の情緒を感じさせてくれる。

(10月3日記)
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