つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

第78回独立展

2010年10月26日 | 文化
              松井通央画伯の「真夏の夜の夢」(150号)

毎年秋に開催される「独立展」を鑑賞した。
会場は六本木国立新美術館
隣の会場では、「ゴッホ展」が開催されていた。
国立新美術館は、多くの人が来館していた。年配の女性達が多く見られる。

独立展は、1階から3階までの展示。どれも100号以上の大作である。
知人でもある松井通央画伯(独立美術協会会員)の作品をまず鑑賞する。
毎回、同じテーマで二人の女性の寝ている姿「真夏の夜の夢」を表現している作品であり、150号の大作である。
松井通央画伯の作品は、1階の入口近くのところに展示してあった。

独立展の出展作品は、力強い筆のタッチが多く迫力のある作品である。
独立美術協会の理念であるのだろう。

独立展について
独立美術協会は1926年から1930年にかけて5度開催された佐伯祐三、前田寛治を中心とする1930年協会展が発端となり、二科会ほかの団体を超えて気鋭の作家が集まり1930年に組織されました。
創立会員は伊藤廉、川口軌外、小島善太郎、児島善三郎、里見勝蔵、清水登之、鈴木亜夫、鈴木保徳、高畠達四郎、中山巍、林重義、林武、福沢一郎、三岸好太郎の14人でした。そして1931年1月、東京府美術館で第一回独立展を開きました。
以来、須田国太郎、小林和作、海老原喜之助、野口弥太郎、鳥海青児等々、近代美術史に輝く画家を数多く輩出してきました。
現在も創立時の精神をそのまま引き継ぎ、会員と前途有望な準会員、会友、出品者により毎年10月国立新美術館で展覧会を開催しています。

松井通央画伯は、現在142名の会員所属であり、協会でも重要な立場にいる方です。

(10月26日記)
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