つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

行政刷新会議事業仕分け

2010年10月28日 | 政治
             行政刷新会議事業仕分け第3弾

行政刷新会議事業仕分け第3弾が始まった。
今会場はサンシャインシティ文化会館であり、近くなので傍聴に行ってみた。
入り口ではガードマンによる厳重なるチェック。持ち物のカバンの中や身体検査。金属探知機で体を探る。音が鳴ったのでポケットの中の物をだす。キーホルダーが反応したようだ。
受付で入場のワッペンと資料を受け取る。資料は電話帳かと思うくらいの本の厚さであり本日分だけの資料が400頁以上のものであった。

会場に入るとメディアの関係者が多い。報道室も準備されている。テレビカメラの放列や写真を撮っている人。案内係役のSTAFF等々。
傍聴者の注意事項には、「当日の評価結果が、当該事業・制度に対する最終判断となるものではありません」と明記されてある。
その他、審議の妨害となる行為(ビラ、プラカード等の持ち込み、鉢巻、ゼッケン等の着用による示唆的行為など)は慎む。言論に対しての賛否の表明や拍手はできない。傍聴者の質問は受けられない。会場内での録画、録音および写真撮影の制限はないが、使用者の責任で対処すること。などと記述があった。

今回は特別会計の事業仕分けである。二部屋に分かれて作業スケジュールが進められている。労働保険特別会計と食料安定供給特別会計を傍聴する。
評価者には、衆議院議員の枝野幸男、長妻昭、寺田学氏ら13名。その他民間有識者が30名ほどが担当。
長妻議員は、役人官僚の天下り組織は税金の無駄遣いの温床である。と問い質していた。説明側の行政官僚たちは、弁の立つ人が積極的に朗々と説明をしている印象を受けた。自分たちの獲得した利権は手から離さないとの姿勢が見られた。日本の行政を担当している役人たちの一端を垣間見たようである。
事業仕分けにより、多くの項目は廃止や見直しとなっていった。

何しろ、税金の無駄遣いの廃止と有効利用に心掛けてほしいと念願して会場を後にした。

(10月28日記)
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