つれづれなるままに

日々の思いついたことやエッセイを綴る

浅草散策会(2)

2010年10月07日 | 日記
                    島田正吾氏の手形顕彰(浅草公会堂)

二天門から浅草神社境内へ進む。
丁度猿回しの大道芸が行なわれていた。
猿回しの人間と猿との掛け合いが面白く観客を笑わせる。

浅草神社は三社祭の本宮となるところ。
森田正文社長が、三社祭の神輿の参加者であるとのことで詳しい説明を聞くことが出来た。
森田さんが所属する町内会では、三社祭の神輿の参加者が大勢集まるところとのこと。
浅草神社では、丁度結婚式が執り行われていた。笙の音に引率された新郎新婦が清々しかった。
その後、浅草寺境内の銭塚地蔵、淡島堂、薬師堂、影向堂を回り、新奥山を通り六区へ向かう。途中大衆演劇を公演する木馬館と講談などの定席である木馬亭の横を通る。
六区の通りは昭和の中頃までは、劇場や映画を鑑賞する人たちでごった返して、歩くことも困難な時があったが、今ではゆっくりと歩くことが出来る。
浅草演芸ホールから六区通りに入ると電灯のポールのところに浅草ゆかりの芸人たちの写真と説明書きが掲示されている。一箇所予約済みと記されたところが「ビートたけし」の場所であるという。

浅草公会堂前には、俳優、芸人の手形顕彰が並んでいる。
先日亡くなった女優の池内淳子さんのところには追悼の花籠が偲んで置いてあった。
その横に新国劇の島田正吾、辰巳柳太郎の手形が並んで掲示されている。
島田正吾さんの95歳の誕生日パーティの時に一緒に写した写真を持っていたので、そこに手形顕彰のところに置いて写真を撮る。緒形拳さんの手形のところでも一緒に撮った写真をおいて写した。
伝法院通りを東に行くと仲見世を横切ったところから建設中の東京スカイツリーがよく見えた。スカイツリーをバックに記念写真を写す。
二時間半の散策後、懇親会場として予約をしてある神谷バーへと向かった。(続く)

(10月7日記)
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