71歳7か月で、私の新しい人生が開かれた
それから364日が過ぎて、あと1日で新しい年を迎えようとしている
過去に経験したことが無い不思議な生活、それがこの一年だった
人間関係がどうなるんだろう、生活形態がどうなるんだろう、何もかもが新しい経験
新しいと言ったって「New」ではなく「First time」
親の稼ぎで養ってもらっていた18年間が最初の人生で、それからはずっと働きずくめでやって来た人生、それが第二の人生なら
71歳7か月からの人生は第三の人生なのか
もう「夢とか希望」を持っても意味がない歳になった・・・と言いたいところだが、もう一度夢と希望を持つのも悪くないかな
体力的にも金銭的にもできなくなったことはたくさんあるが、できることもそれと同じくらいあるはず
断捨離に苦労している私には、もう物はいらない
叶うことが無いだろう夢を見て楽しむ、たどり着かぬ希望を持って楽しもう
でも第二の人生では、やりたくてもできなかったことが、第三人生の今ならできる、それは時間を自由に使える人生が始まったから
例えば、玄関を出て、そのまま気の向く方に歩き出し、どこまでも時間が許す限り歩き続けることができる。
朝、目が覚めたら、そのまま夜まで寝ていることもできる
いろんな人から「うちで働かない」と誘われたけど「時間に縛られ、今よりおいしいものを食べられる人生」より、「粗食でも自分の思い通りに時間を使える人生」の方が良い 物欲の為に時間を失いたくない
私の社会的レベルでやれることは、だいたいやり尽したし、なかなか体験できないレアなことにも出会ったから悔いはない
仕事だって十分働いてきた、大谷君みたいに年収数十億円も取れなかったけど、明日食べる米が無いほど貧しい生活でもなかったし
何といっても健康で過ごしてこれたことが一番のご褒美、まだしばらくこの元気があるうちに、やれることをやる
来年の目標は立てる、夢もいっぱい書く、一年後「やれなかった」としても腐らず、落ち込まず、またチャレンジすれば良い
誰かに言われて始めることじゃない、自分が決めたことだからパスしても、誰に迷惑かけるわけでもないし
新しい年が始まる、去年よりは少しだけ心の余裕が増えているだろう
今年よりは少しマシな一年をすごせたら「ハッピー」
たまに16時半ころビールを飲みながら思うのです
「おれ、今ビールなんか飲んでいていいのだろうか? なにか仕事を忘れているんじゃないか」と、もう365日目になるのにね
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