神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

雪国ものがたり

2025年02月09日 08時11分02秒 | yottin日記
 スーパーへ行ったら白菜がなんと半分で500円、1ケなら1000円近いということか
これも大雪のせいでしょう、雪の下になって収穫できない畑が増えたということなのでしょう
鍋物に欠かせない白菜、冬の寄せ鍋、あんこうなべには白菜は準主役でしたから、料理店も苦労しているでしょう
結局、値上げせざるを得ないでしょう、そうすればお客さんもなんでも高騰の今、食事や会席は2回のところ1回にする可能性もありますね
困ったことです。

 gooブログのブロ友様のブログを拝見していると、今度ばかりは雪降る地方と、雪のない地方がくっきりと分かれたブログになっているのに気づきます
寒さは日本中同様なようで、最低気温は軒並み氷点下ですね
でも室温があまり変わらなくても、凍えるような朝と、寒くない朝があるのはどういうことなんでしょう?
湿度の問題なんでしょうか?

雪が降っている地方でも積雪量はかなり違いますね
北海道、青森、新潟、北陸が多く、少ないけれども関西、四国、九州の一部でも降っているのが今度の寒波の特徴ですね

私が若いころ住んでいた新潟市は当時は一冬に1回30㎝ほど積もって3~4日で消えることがあたりまえだっったのですが、今年は50㎝近く積雪量がありそうです
今住んでいる町も今年は50㎝以上になりました、我が家の狭い畑の庭も雪がどっさりで、深いところは80㎝ほどになっています
15㎞くらい入った標高500mくらいの集落には30年位前、7~8mも積雪があって孤立してヘリコプターで生活物資を集落に落下させて助けたこともありました
今はその集落には1戸だけが定住していますが、さすがに大雪前には下に降りたのではないでしょうか、今年も3m以上は積雪があると思います
半月ほど前に、その家の長男さんにお会いしまして、両親が山にいると聞いたばかりですから気になっています、85歳くらいになるのかな?
長男さんは結婚してからずっと町場に住んでいます

この集落は終戦後間もないころ、24歳の父が東京からやってきて魚を担いで売りに行った集落で、私たち家族を育ててくれた村でもあります
今、言った家族は長い間、父の商売のお得意さんでもありました
昔は小学校もあって昭和時代は100人近い生徒が通ったそうです
でも冬の度に孤立するし、バスが通る道路もなくて商店がある集落まで歩いて往復していましたから、やはり若い人はでていきますよね
これは雪国の姿の縮図でもありますね
父も往復歩いて商売をしていましたから、私がやってきた人生なんか比べ物になりません
冬の夜に吹雪で雪道で迷って空腹で遭難しそうになって、担いでいたコメに気づいてそれをほおばって元気が出て無事に下の集落までたどり着いたエピソードもあります
大雪になると、その父の体験談を思い出します。

ブロック塀の数センチ下まで雪が積もりました。



「雪が降る」(フランス語原題:Tombe la neige)/サルヴァトール・アダモ 1963年