私が誕生して74年間で我が家で飼った猫はタケ、タマ、ミー、ミー(2)、ジョンソン、チー坊、ぴーちゃん、そして今度のカート
最初の4匹は親が飼った猫で素性は知らない
ジョンソンは魚屋をやっていた時に、店の中に入って来た若い外ねこ、チー坊も同じ、どちらもすぐに慣れて家猫になった
ぴーちゃんは土砂降りの朝、我が料理店の庭先の築山の意思のくぼみで泣いていた生後間もない赤ちゃん猫で、尻尾が骨折していた
家に連れ帰って、ネコ用ミルクを飲ませたりして苦労して育てた猫だった
私に一番なついていたが2~3年目に、私が留守だった夜に家出して、それっきり帰ってこない
そして、ぴーちゃん捜索のチラシを見て連絡来たのがカート
ぴーちゃんは骨折した尻尾を切断したので、尻尾が無いネコということでカートが引っ掛かかってゴルフ場から連絡が来たのだ
似ても似つかぬ野ネコで、警戒心が強かったが空腹で餓死寸前だったから、簡単に籠に入った。
それから家に連れてきたが、すぐに脱走して数年、野ネコのまま過ごしていたが、餌だけは食べにくる
そしてこの度、3匹の母子ネコを保護したついでに、カートもとうとう保護したのである
それから18日、家で飼っていたが、5日目にゲージから脱走して、以後二階の私の部屋の前でゲージ無しで猫ソファーの中で暮らしている
そして咽喉や背中も少しだけ撫でさせるまでになったが、25日に口内炎注射に病院へ連れて行くためキャリーに入れようとしたが失敗
それ以来、二階の物置の隙間に隠れて出てこない
ちゃっかり餌とトイレは指定場所で利用しているし、夜は知らん顔で猫ソファで寝ている
昼間になると隠れる、病院も連れて行きたいが焦っても結果は良くならないので、しばらくはカートの気が落ち着くまでほおっておくしかない
今まで飼った外猫と違い、カートは7年くらい野ネコだったから、一筋縄ではいかない、警戒心が強く、ビビリだから面倒くさい
かなり警戒心を解かせたが、また一から出直し、膝に抱く日はまだまだ遠い気がする
猫なんてのは犬と違って自分の都合で動く動物、ベタベタされるのと束縛されるのが嫌いだから、知らん顔が良い
そのうち、すり寄ってくるかもしれない。
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