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春の息吹

2008-03-12 10:39:23 | Weblog
新しい記事をサボっているうちに、もうすっかり春の気色となりました.フキノトウは伸びてしまいましたし、菜の花は満開、桜の便りもちらほら聞こえ始めました.体もしきりに蕾菜のほろ苦さを求めて美味しく感じます.こうなると、食べたいものは新若布とメカブ、それに春葱のぬた・・・・・、それにそれに、メバルの煮付けです.

時々ご紹介している自然食品・和みの社長は堀江さんといいますが、彼女は東京から平戸にお嫁入りしてきた人です.その彼女が檀一男の小説?で知った『メバルの煮付け』なるものを一度食べてみたいと思っていたそうです.東京にはメバルが無かった????

お魚も殆んど食べない生活ですが、メバルの煮付けは私にとって行事の一つです.付け合せは菜の花かそういった類の蕾菜と若布、まさに春のお煮付けです.煮付けに関する限り、私はメバルが一番美味しいと思います.それも金メバルでないといけません.赤も黒も一段劣ります.概して黒い魚は脂肪が多すぎで、臭みを免れないのと同時に身が柔らかすぎます.金メバルと言っても、明るいこげ茶色という感じです.そして煮付けは短時間の料理、お醤油が染み込みすぎてもいけません.

どういう訳か夫は余り好まない様子です.年中行事でもない様子.今日の夫は医師会のお集まり、私は一人でメバルのお夕食を楽しみたいと思います.ああそうそう、今日は息子が帰ってくるはず、それならば息子と2人で・・・.そして母の味を息子に刷り込みましょう.

あ、うぐいすが鳴きました.チャッチャを卒業して、ホーホケキョと鳴きました。
コメント (1)
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