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アメリカの食事情

2011-02-14 13:24:51 | マクロビオティック
先刻ちょっとつけたテレビ(NHK衛星)で、畜産などについて放送していました。それによると『大規模農場でトウモロコシの生産を行うようになり、肉牛などの飼料の基本がトウモロコシになった。すると繊維質の草を反芻するように進化している牛の消化器がアシドーシスを起こすようになり牛が死んでしまう。それを予防するために薬剤が使用される。そんな牛肉を人間は大量に食べている・・・・・・』とこういった内容でした。

短時間見ただけなので詳細は分かりませんが、アメリカのトウモロコシ事情のようでした。それによると、コーンスターチの摂取量もものすごいのだとか・・・・・。清涼飲料水の甘みはコーンスターチ(トウモロコシのでんぷん)がほとんどだとか。コーンスターチの取り過ぎは発酵しているようなすえたような体臭を生みだします。これが内臓や筋肉に貯蔵された脂肪で起こっているのでしょうね。アシドーシスって要するに結果として腐りかけているわけです。

食べるということは最も自然な行動の一つですから、食べ物が不自然になったら当然不自然な体になる以外ありませんよね。自然の摂理は恐ろしいものです。気がつかないということは、自然界では許されない事なのです。桜澤先生が最初『MI』を設立されましたよね。現在の日本CI協会ですね。『MI』って『Maison Ignoramus』の頭文字ですよね。『無知なるものの家』、あるいは『愚かなるものの家』と訳されていますよね。久司先生の御本でも『無知』の英語には『Ignore』を当てておられました。

私にその先生のお言葉に補足を加えさせていただくとすると、それは『不断にあるもの、つまり自然の摂理、そしてつまり宇宙の秩序に気がつかない者に気付かせるための家』という意味なのです。『ignore』という単語は普通は『無視する』という意味だとされています。知らずに無視する、つまり在るものが見えない・・・・・そして在りもしないものを在ると思う・・・・・人間の不幸はここに始まると思います。桜澤先生や久司先生、古くは釈迦や孔子やキリストの言葉をよく考えると、私たちは皆行きつくべき答えに行きつくと思います。


それでは今日も:

     私達は横田めぐみさん達をまだ取り返していない!!
コメント (3)
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