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世情この頃

2012-09-13 09:38:43 | Weblog
政治というか選挙というか、要するに政治以前の問題でニュース番組は大変です。もう混乱としか言いようのない事態です。そんな番組の中で、時の人橋本さんの言葉にまたカエサルを思い出しました。橋本さんは『今の時代に必要なのは“独裁”ですよ』と言いました。“独裁”という言葉が過激かどうか、それはどうその意味を受け取るかによりますが、私は『本当にそうだ』と思いました。それは、『迅速な決定』という意味においてです。橋本さんもその意味において、あえて過激な言葉を使ったのだと思います。

カエサルの時代のローマは、共和政ローマ、そして共和政が機能を失って(?)必要な決定を何も下せないローマ、だったんです。橋本さんは今日のカエサルかもしれません。

この世の政治体制で政治をあずかり知らない庶民が一番幸福なのは、最良の独裁なんです。その次か同等が機能する会議制、その次が多少混乱もあるがまとまりを持っている会議制・・・全然まとまらない会議制・・・恣意的独裁性が最悪というふうになって、統治形態が君主制か共和制かはあまり関係がなく、全然まとまらない会議制というのと悪人による恣意的独裁性というのの差は、たった一つ国民が今すぐ不幸になるかゆっくり時間をかけて不幸になるかの違いなんです。まあ生き延びているからそのうちひょんな事でよい決定が下されるかもしれませんから、全然まとまらない会議制がまし???ですか。

どんな良い制度もこの世のものである限り、段々風化(堕落)していきます。何処かで活を入れないといけませんが、解決策は『人間の向上心』以外にないんですよね。向上心というのはその人の志の先に見えるものを追うことですよね。その志を決めるものはその人の『なり』で、その『なり』を決めるものは『食』なんですよね。この小さい私達の声が届くことを祈って今日の記事を書きました。




それでは今日も:

     私達は横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!

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