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拓殖さん

2013-06-15 08:13:58 | 日本語・古事記・歴史・日本人
先日散歩をしていたら夫が言いました。『どうして拓殖さんが、‘つげ’さんなのだろう』・・・自宅近くに拓殖○○店があったので、昔からの疑問がふと浮かんだそうです(子供時代のテレビに登場した忍者・柘植の○○・・・・・)。私もそうでした。どうして拓殖さん?どうして日下さん?・・・・川崎先生の御本に出会うまでの話です。

今では新しい発見はあっても悩みとは無縁です。タク・ショクさん、これは結論を言えば、ツゲ・ツゲさんと言っているのと同じで、もとはツカ・ツカさん・・・・・以前記事にもなった東流『ツカル』さんです。

   タク・ターク・タカ・ツク・ツカ・ツケ・チョンヌ・チョク・ショク・・・・・・

漢字一文字の拓さんでも『ツゲ』さんと読んでよかったのですが、因子が多いほど色々な組み合わせが出来ますから、同じ意味を持つ音の漢字を重ねてその家の特色を出したのでしょう。大昔の最初のころは音にだけ意味を見つけ出し、時代が下って歴史的な意味や風景や事象を同音の漢字のもつ意味に込め・・・・・そうやってたくさんの人が日本の名前や名称を考えだしたと思います。


苗字に太古の昔からの記憶をよみがえらせるきっかけがあります。地名にそこに住んだ人々をしのぶきっかけがあります。確かに音は言霊です。そして50音に並べられた行の音、つまりタ行なら自由に(というか?)チでもツでも、テでもトでも互いに変化したらしい・・・・・それでテ(手)は『掌(タナゴコロ)』になるし、『手斧(チョンナ)』になる・・・・・もしかすると『タビ』は手袋足袋かもしれません。


8/2追記:ひょっと考えつきましたので、追記します。
何故『タビ』が足袋専用になったのか・・・・・・それは多分手に袋をかけたら使いにくかったのだと思います。如何に寒くても目と手は覆うことが出来なかったのだと思いました。それで自然に足袋だけが『タビ』として生き残って、今も私達はその言葉を使っています。




それでは今日も:

     私達は横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!

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