先日、東寺に行ったとき、講堂に安置されている仏像の搬出作業にたまたま出くわした。
真言密教の聖地である東寺講堂の総勢21体のうち16体が3月26日から東京国立博物館で開催される
「国宝 東寺 空海と仏像曼荼羅」に出展されるための移動日だった。
常々、移動の際の作業はどのように行われているのか関心ごとであった。
搬出、輸送の特別チームがあるとは聞いていたが、ラッキーなことにその作業風景を見ることができた。
丁寧に仏像の部位をはずし、一つひとつを梱包し木枠に入れ動かないようにしていく。
輸送会社の専門スタッフの動きをずっと見守っていた。こんな光景に出くわすことは二度とない、と思うと無性に撮影したくなった。
係りの東寺の方に、写真撮影をぜひ許可してほしいと懇願した。すると粋なはからいが下った。
「今日は見てないことにするよ」という声が耳に。
今月末から2ヵ月間、新天地で立体曼荼羅が多くの人にお披露目される。東京の地から平和の祈りが発信されていく。
*チラシは東京国立博物館のHPから転載
真言密教の聖地である東寺講堂の総勢21体のうち16体が3月26日から東京国立博物館で開催される
「国宝 東寺 空海と仏像曼荼羅」に出展されるための移動日だった。
常々、移動の際の作業はどのように行われているのか関心ごとであった。
搬出、輸送の特別チームがあるとは聞いていたが、ラッキーなことにその作業風景を見ることができた。
丁寧に仏像の部位をはずし、一つひとつを梱包し木枠に入れ動かないようにしていく。
輸送会社の専門スタッフの動きをずっと見守っていた。こんな光景に出くわすことは二度とない、と思うと無性に撮影したくなった。
係りの東寺の方に、写真撮影をぜひ許可してほしいと懇願した。すると粋なはからいが下った。
「今日は見てないことにするよ」という声が耳に。
今月末から2ヵ月間、新天地で立体曼荼羅が多くの人にお披露目される。東京の地から平和の祈りが発信されていく。
*チラシは東京国立博物館のHPから転載