勅使門、三門、そして仏殿、法堂と並ぶ。その中の仏殿を覗き手を合わせた。
本尊の釈迦如来坐像が祀られている。結跏趺坐され、悟りを開いて深い瞑想に入った状態である。
天井を見上げると絵が描かれてあった痕跡があるが、かなり剥がれ落ちている。
雲の痕跡から雲龍図かと想像したがどうも違うようだ。尋ねると「飛天」という答えが返ってきた。
飛天は、諸仏の周囲を飛行遊泳し礼賛する天人であることから、天井画の題材になってもおかしくない。
飛天は、諸仏の周囲を飛行遊泳し礼賛する天人であることから、天井画の題材になってもおかしくない。
法堂の雲龍図に対し、いつの日か美しい飛天図が再び仏殿の天井を彩るならご本尊もさぞかし喜ばれることだろう。
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飛天図はネットより転載したもの。