先週末の泉佐野教室では通常の課題とは別に、生徒さんの中で最高齢の方が「こんなものを描いてみました」と持参された。
4枚の作品である。2種類の作品で下書きと清書。ともに達磨さんの絵である。下書きの達磨さん絵と清書の絵とは雰囲気が違う。それぞれに味わいが異なり見る者を楽しませてくれる。
上段の作品の賛に「不立文字 教外別伝 直指人心 見性成佛」と書かれていた。この意味は、経典の言葉から離れひたすら坐禅することによって釈尊の悟りを直接体験するという意味となり、禅の根本を示すものとして知られる。
もう一種の下書きには「ころがせ 転がせ まだ角がある」とあった。そして清書は半切1/2サイズ、下書きよりは大きいので、「ころがせ 転がせ ころがせ 転がせ」と言葉を反複している。反復することによってさらに丸くなることを期待する。
人生を長く経験すると言葉にも絵にも、その人の思いが現れるものである。ステキな作品を楽しませてもらった。
リポート/ 渡邉雄二
作品/ 仏画曼荼羅アート泉佐野教室
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