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独創性あふれる「お仏札」作り。【仏画曼陀羅アート】

2020-05-11 21:21:57 | 文化想造塾「曼荼羅」

「仏画曼陀羅アート」の体験会では、参加していただくほとんどが写経も写仏も初めての方たちばかりです。写経はしことはあるが、写仏は初めて。また、写経もしたことないが興味がありこの機会に、という方々が多い。

 その体験会の課題の一つとして「お仏札(御守り)」作りをしていただいています。半紙サイズの和紙を使い、まずお札になるように折り、中面に仏画と般若心経を書き写していただきます。

仏画並びに〆に使う守護梵字は、それぞれの干支にちなんだものをお勧めしています。例えば、未・申年の方なら大日如来(写真)とか。それぞれの干支で守り本尊が決まっているのでお札にするのには最適です。

中面に描く仏画と般若心経の構図は自由。まず仏画を写し、そのあとに276文字の般若心経を書きますが、字の大きさ、場所などはそれぞれが考え、想像力や独創性を楽しんでいただくようにしています。般若心経以外に、本尊の仏画に寄り添うように、それぞれの祈願文や人名などを書き添えることもお勧めしています。

 書き終わり、お札を帯で閉じますが、その帯はお札用に折った際に、上の部分約5㎜ほど切り、それを帯に使います。帯で閉じる前に、両サイドに梵字を半分ずつ描き、閉じたときに一つになるようにします。そして帯で閉じます。それで終了です。

閉じたお札の中身を表示(写真)させたい方は、閉じて合わせた一部分を切って中が少しわかるようにするのも面白いかもしれません。


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