7月29日、「七福神」の日といわれているが、ただの数字の語呂合わせでそういわれるようになった。大体 “何々の日”というのは企業等がPRを目的に語呂合わせで制定したケースが多い。七福神の日もそのようである。
仏画曼荼羅アートの各教室では現在、このタイミングに合わせたかのように一部の教室では一足先に七福神の制作に取り組んでいる。その目的は「七福神御朱印絵図」づくりである。
自分で描いた七福神の周りに、それぞれの地域の七福神を祀る寺社の御朱印をいただき七福神御朱印図を完成させる試みである。
七福神制作にあたり下地になるいろんな種類の見本を提示し、その中から描いてみたい七福神を決めてチャレンジする。線画のみのイラスト図から、よくご存じの宝船に乗る七福神などさまざまな見本をもとに紙本に表現する。写し取りながら独自の形状やタッチに仕上げるのもまた楽しい。
まず第一弾として神戸教室の皆さんの作品を見せてもらった。素晴らしい出来栄えに仰天するほどの作品が仕上がっていた。模写された方のは、緻密に描かれた見本とほとんど遜色ない作品に、また、別の方はいくつかの見本をもとに独創的な七福神などを描写されていた。
さらに、ビックリしたのが、描かれたあと、すぐに地元神戸の七福神巡りを自作の七福神御朱印図を持参し御朱印をいただいておられた。素晴らしい行動力に頭が下がる思いである。廻った寺社の方々にも驚かれ、喜ばれたそうである。
仏画曼陀羅アート教室は描く楽しみ、出来上がった作品への思い、そして、新たに第三者の手が加わることで、その作品の価値が高まる。まさに制作者の至上の喜びとなることは間違いないだろう。
リポート&写真/ 渡邉雄二 制作/ 仏画曼陀羅アート神戸教室の皆さん
尾道・文化紀行 https://asulight0911.com/hirishima_onomichi/
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