現在、武術、武道、柔道は世界のスポーツとして認知されている。
その中の空手道は日本で生まれ日本で育ち、海外に渡った。
多くの空手家が、世界にその流儀や技を伝え広めた。
その一人が南部義尚氏。半世紀以上前にフランスに新天地を求めた。
南部氏は年月を経て全世界南武道連盟の創設し、
ヨーロッパを中心に南武道王国を築いた。
その南部氏は昨年、弟子や南武道家たちに惜しまれながら、
77歳で天国に召され武道人生を終えた。
大学卒業と同時に渡仏し55年。
空手道の師範として指導、
後に自身が創造し立ち上げた「南武道」。
世界に多くのファンを持つ南武道をけん引してきた。
南武道の確固たる流儀を、
各国の弟子に伝え育ててきた。
その中でも、写真にあるように道主が
心より信頼していた、クロアチア共和国の
Leo Rafolt(レオ・ラフォルト)氏は
特別の存在だったようだ。
子弟の関係は見てのとおりであるが、
親が子を慈しみ、育てるような愛情をもって接してきた。
Leo氏は師匠の全てを受け継ぎ、
南武道の普及に人生をかけ、いまは南部道主に代わり
各国への指導普及に尽力している。
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