ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

不思議?

2017-05-12 14:26:30 | 日本の美
先日、ある外国の友人からこんな質問というのか、疑問を投げかけられた。
「日本は世界でも屈指の先進国なのに、なぜ、電線が地上に張り巡らされているのか。スマートではないね」と。その友人は、世界の先進国はもちろん、新興国にしても地中に埋められている。日本では、主要幹線道路は地中に埋められているが、一旦路地に入ると見上げれば電線だらけ。不思議でならなかったのだろう。実は、私自身もそう思っていた。恥ずかしながら疑問に答えられなかったのである。

この機会にちょっと調べてみた。
日本の場合、地中のインフラが世界でも類を見ないほど普及している。これらのインフラは地震国日本では問題ないが、地中にすべての電線を埋めるとなると大きな問題が派生する。その一番大きい理由が、配電事故が起きたとき復旧作業に莫大な費用と時間がかかるという。それに、電線を地中化することで、電気代が今の数倍も高くなるようである。

そういうデメリットを考えると、見栄えはよくないが、地上の方がよい、ということらしい。
先進国でも地域によっては地上にある。やはり地震地域には地上がいいのだろうか。








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煎茶講座。<e-よこ逍遥>

2017-05-09 22:41:37 | 一茶庵「易社」
「八十八夜」。昔から、この日に摘み採られたお茶を飲むと、一年間無病息災で元気に過ごせると言い伝えられている。
考えると日本にはいろんな風習や慣習がある。ただの言い伝えだけではなく、伝えられているだけの理由がある。

新茶といわれる「一番茶」は、何といっても若葉の清々しい香りが特徴である。また、新茶は「二番茶」「三番茶」に比べて苦渋いカテキンやカフェインが少なく、
うま味、甘味の成分であるアミノ酸が多い。それは、冬の間に養分を蓄え、春の芽生えとともにその栄養分をたくさん含んでいるからだといわれている。

遅霜の警戒時期が終わる頃が、ちょうど八十八夜とタイミングが合うらしい。それを二十四節気の季節点としている。
その時期に種を蒔くもの、また葉を摘み採るものがある。お茶は、八十八夜の日をさかいに温暖な地域から摘み採りが始まり、桜前線と同様に徐々に北上していく。
今年も甘みのあるまろやかな新茶を楽しみにしている。

その新茶を楽しめる催しが下記のとおり行われます。
まだまだお席がありますので、ぜひ一緒に楽しんでみませんか。
どなたでも気軽に楽しめる煎茶講座です。

■日時/  5月16日、6月6日日(共に火曜日) 午後7時〜9時
■場所/  一茶庵(大阪市中央区大手通1-1-1)
■お問い合わせ・予約/一茶庵易社事務局 渡邉まで(090-3658-7804) ipc@wa2.so-net.ne.jp
■費用/  3,500円


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幻想の風景

2017-05-07 22:20:31 | 自然の美しさ
満月に照らされる桃源郷。

夕暮れの三日月の微かに明かりに映る山々。

この2つのものは水墨画ではなく写真。

撮影者は建康李



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幸せ、いっぱい。

2017-05-05 15:26:45 | 伝統文化
今日は5月5日。端午の節句。
男の子の無事なる成長を願い、
ここ夙川にも天高く昇る鯉のぼりが舞っていた。










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建仁寺方丈障壁画が、70年ぶりに襖絵として復帰。

2017-05-03 18:17:27 | 伝統文化
「建仁寺方丈障壁画」は、安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した海北友松が描いた作品というのはよく知られている。「竹林七賢図」「琴棋書画図」「雲龍図」「山水図」「花鳥図」から構成されている。
昭和初期の大型台風で方丈は倒壊したが、オリジナルの襖絵は外されていたため難を逃れた。それ以後、貴重な文化財を消失させてはならないという理由で、襖から掛軸に形を変えた上で、現在は京都国立博物館に保管されている。(現在、京都国立博物館で山水図の特別展覧会開催中)

現在、建仁寺にある「方丈障壁画」は、京都文化協会とキヤノン株式会社が共同で推進する「綴プロジェクト」によって全50面の高精細複製品を制作し、建仁寺に寄贈されたもの。2014年が、建仁寺の開祖である栄西禅師の没後800年を迎えることから、約70年ぶりに方丈へ元の襖の姿で戻して、一般公開されている。
※記事内容は建仁寺HPを参照

前回紹介した「双龍図」同様、禅宗の大本山 建仁寺ならではの荘厳さを肌で感じた。












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