六甲山系の西端のすそ野に静かに佇む「祥福寺(僧堂)」がある。知る人ぞ知る臨済宗の寺院で、修行僧のための専門道場のひとつである。
山から吹き下ろす風を感じ、落ち葉やゴミひとつない、履き清められた庭に立たずむと、俗人を受け入れない閉ざされた空気を感じる。
厳しい修行に励む修行僧の息遣いが、風や空気を通し見えてくるようだ。
観光寺院とは一線をおき、これぞ禅寺のあるべき姿なのか、と自問する。
厳しい修行をつんだ後に、その僧の行くべき道はどこなんだろう。俗界は見えてないのだろうか。
山から吹き下ろす風を感じ、落ち葉やゴミひとつない、履き清められた庭に立たずむと、俗人を受け入れない閉ざされた空気を感じる。
厳しい修行に励む修行僧の息遣いが、風や空気を通し見えてくるようだ。
観光寺院とは一線をおき、これぞ禅寺のあるべき姿なのか、と自問する。
厳しい修行をつんだ後に、その僧の行くべき道はどこなんだろう。俗界は見えてないのだろうか。