ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

大学男女混合駅伝は新しい時代の華に

2022-02-21 14:16:07 | 雑感

大学駅伝といえば、歴史ある箱根駅伝があげられる。そして、全日本大学駅伝、出雲駅伝が三大駅伝としてTV中継が行われている。いまでは実業団駅伝より注目されているようになっている。

 

昨秋の全日本大学女子駅伝で小野詩音(親戚のお嬢ちゃん)ちゃんの快走をTVで視聴した。中学生から陸上競技をしていることは知っていたが、陸上長距離の名門である順天堂大学で頑張っているのに驚いた。

 

そして昨日、親戚からラインが入った。今日(20日)、また駅伝に出場しそれが全国ネットで放映されるという。

どんな大会なのだろう、と番組表を見ると「第2回全国招待大学対抗男女混合駅伝」とあった。聞いたことがない大会であるがTVで生中継されるとあった。詳細をみると全国の大学21チームが参加し、大阪のヤンマーフィールド長居と長居公園特設コースで男女3区間ずつ6区間20㌔を周回するコースで開催されるということだった。

 

 

関東からは順天堂大学も名を連ねている。親戚のお嬢ちゃんが2区を走るという。

1区(5㌔)男子が5位で2区女子にタスキをつないだ。その2区を任された詩音ちゃんが快走をみせトップへ。勢いのある走りっぷりで2位との差を広げトップで3区へ。ここから順天堂大学が終始1位を守りテープを切り、第一回大会に続き連覇を達成した。

走行中、表彰式や優勝インタビューでもTV画面にはアップで映っていた。子どもの頃に1、2度会った程度なのだが、親戚身内としては誇らしくなるから不思議だ。

 

どんなスポーツでも少しずつであるが大学生アスリートが日本のスポーツ界をけん引する時代が来ているように思う。

陸上競技界では関西の大学はまだまだ力も知名度も関東には及ばない。この大会は組織的に運営的にも体制が整っている。関西の大学の底上げにつながる大会のように思えた。そして学生長距離界の歴史づくりの第一歩になればいいなー、と思いながら視聴させてもらった。

 

 

リポート/写真/ 渡邉雄二  映像/ 関西テレビ映像を撮影転用 Reported by Yuji Watanabe

 

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京散歩【春の訪れシリーズ】

2022-02-20 16:24:20 | 日本の美

おおきに~

これからおどりのお稽古どす

 


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尾道三山のひとつ「西國寺」の天狗伝説 【摩尼山 西國寺<天狗>】

2022-02-18 16:41:37 | 文化想造塾「神社仏閣」

天狗。鬼、河童と並ぶ日本三大妖怪の一つといわれながらも、伝説のなかでは大悪事を働くわけではなく、いたずら好きで親しみやすいキャラクターに描かれることが多い。

 

天狗といえば、思い浮かぶのが赤ら顔の「鼻高天狗」。この“鼻高”が高じて “うぬぼれて天狗になって” とか “鼻持ちならない自己中心になって” などと言われ、いまでも比喩的表現として使われている。

言葉表現以外にも、伝説として幼少時代の記憶にあるのが、京の五条大橋の上で弁慶と戦った牛若丸に剣さばきを伝授したのが鞍馬山に棲む天狗だった、という記憶がよみがえってくる。ドラマや漫画では鼻高天狗になっているが、本来の伝説では烏(からす)天狗のようである。

 

 

烏天狗は文献によると平安時代ごろまでの呼称で、それ以降は天狗といえば鼻高ということになったようである。

烏天狗は、一説には仏法を守護する八部衆の一つで迦楼羅(カルラ)が変化したものともいわれる。迦楼羅はインド神話に出てくる金色の翼を持ち頭に如意宝珠を頂き、つねに火焔(かえん)を吐き、龍を常食としているとされる巨鳥。 奈良の興福寺の八部衆像の迦楼羅には翼が無いが、京都の三十三間堂の二十八部衆像の迦楼羅は一般的な烏天狗のイメージそのものである。(ウィキペディア参照)

 

前置きが長くなったが、本題は先日紹介した「西國寺」の紹介シリーズで、今回は前置きの「天狗」の話である。地元の方や、寺ファンにはよく知られている西國寺の境内にある金剛院の鳥天狗伝説を紹介する。

西國寺の仁王門をくぐり本堂に通じる石段を登って行くと、ちょうど中間当たりの右手に金剛院がある。その金剛院のお堂には烏天狗の面が頭上に飾られている。さらに、お堂の浦に回り込むと石で造られた天狗の面「重軽天狗」が置かれている。願い事をして、軽く持ち上がれば願いがかなうと言われる「重軽さん」と呼ばれ石造りの三体の天狗石や、巨大な烏天狗の作り物がある。

 

金剛院

頭上に飾られている烏天狗のお面

石像の重軽天狗

 

江戸時代ではその天狗などを信仰の対象に祀り、天狗の面を背負った白装束の金毘羅道者(行人)が全国を巡って金毘羅信仰を普及した。また、全国各地から讃岐国象頭山金毘羅大権現を詣でる金毘羅参りの際には、天狗の面を背負う習俗も生まれ、深い信仰の対象になったようだ。

修験道は真言宗や天台宗といった密教と密接な関係にあり、しばしば密教寺院が修験者の活動拠点となっている。

 

尾道三山の千光寺や浄土寺、そして西國寺も真言宗系の寺院として山岳信仰の起点となり多くの行人が訪れていた。西國寺の三重塔の横から「摩尼山霊場巡拝路」の標識にしたがって山道を登ると、巨石信仰の場、磐座(いわくら)といわれているタンク岩が山頂付近にある。

信仰心の篤い人たちは、平安時代から江戸時代にかけ巨岩信仰や天狗信仰という名のもとに四国の金毘羅大権現参りと同じように、尾道の山岳信仰の聖地であった尾道の山々を山伏装束で訪れた。

いまでいうなら各地の寺院巡礼の源流が中四国方面には多く存在している。その一つが尾道であり、ここ西國寺も巡礼ための巨岩や天狗の伝説が残されている。

 

訪れる機会があれば、パワーがもらえるお薦めのスポットなので、ぜひ。

 

 

リポート/ 渡邉雄二 写真/ ネットフリー画像転用 天狗情報/ ウィキペディア情報参照

 

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禅寺に梅、春の訪れを告げるかのように

2022-02-17 11:31:49 | 雑感

 

梅の花がちらほら咲き始めている。

梅の種類は数多くあるといわれているが、大きく分けると「紅梅」と「白梅」に分類される。

色は紅梅、香は白梅といわれている。

紅梅は、赤く美しい花を咲かせるといことから花言葉が「優美」。一方、白梅は白く清々しさを感じさせることから「気品」と付けられている。

 

寺社では、よく紅梅と白梅が対で花を咲かせている光景をよく見かける。

仏画曼陀羅アート教室の一つである佛日禅寺の境内にも両梅が花を咲かせ始めていた。蕾も咲かせた花にも力強さが感じられる。春の訪れを告げるかのように。

 

 

リポート&写真/ 渡邉雄二 Reported & Photos by Yuji Watanabe

 

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「紙芝居」で、一筋の光明が見えた 

2022-02-16 17:08:16 | 文化想造塾「神社仏閣」

2月15日はお釈迦様の亡くなられた日で、多くの寺院で涅槃会(ねはんえ)の法要が行われている。ただ、この事態なので一般参拝は中止され山内のみで行われている寺院も多いが、宝塚にある平林寺の塔頭寺院である「成福院」では、13日に万全のコロナ対策を講じ、法要と音語りコンサートを行われた。

 

 

法要のあと、ご住職みずから参集者を前に「紙芝居」を披ろう。タイトルが「ねはん」。仏教法話の中でこのような趣向も実に興味深い。「涅槃」について理解が深まった。

いろんな題材があるようだが、紙芝居という視覚メディアを通し、難しそうに思える仏教法話を物語として伝えていくと好奇心あふれる子どもたちや我われ大人にも受け入れられるようだ。

 

 

ある意味閉ざされた世界を、時代に合わせたいろんな手法や切り口で伝えることの大切さをご住職の “紙芝居” で実感。紙芝居や絵本といえば子ども向けのものと思われがちであるが、我われ大人にも書籍以外にもっと平易に学ぶことができれば身近な生活の一コマになっていく。まずは大人が耳を傾け、大人から子どもへと広がっていけば新しい時代の豊かな生活の、一筋の光明が見えてくるような気がした。

 

 

リポート&写真/ 渡邉雄二 場所/ 成福院 Reported & Photos by Yuji Watanabe

 

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