一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

187    光りつつ雉悠然と野を渡る

2011年03月16日 | 

雉(キジ)は、日本の国鳥だが、狩猟の対象になっており、野生種は減少している、という。

しかし、猟友会などによって、毎年大量に養殖された雉が放鳥されているそうだ。なんともおかしな話だ。

 

この句の雉はオスで、たぶん放鳥されたものだと思う。2,30メートル先を、私に目もくれずゆっくりと歩いているのだから。

だからこの時は、私の方が驚いてしまい、雉の姿が木立に消えるまで、呆然と見送ったのだった。

 

  

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