一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

193     朝寝して猫の重さをたのしめり  尚子

2011年03月22日 | 

 中国唐代の代表的な詩人、孟浩然の「春眠暁を覚えず」から、「春眠」と共通の「朝寝」は、春の季語となった。

 中国の文人の書物から、季語になったものは、他にも多々ある。

 

さて、年を重ねると、次第に朝寝が難しくなるが、目覚めていても起きずにだらだらと布団にくるまっていると、そこに猫が乗っている。

早く起きろと催促しているのかもしれないし、餌をねだっているのかもしれない。いずれにしても、その重さを楽しんでいるのだから、そうは大きくないだろう。子猫かもしれない。犬でもチワワなどなら、可能だろうか。

 

 ところで、我が家の犬、デンは20キロもあるから、とても重くて楽しめない。有難いことに、デンもべたべたするのが嫌いな方で、決してベッドに近寄って来ない。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする