一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

488  冴返る餌台に餌山と盛る

2012年02月05日 | 

(さえかえる えさだいにえさ やまともる)

 

「今年は野鳥が少ない」あちこちでそんな声を聞く。私は、餌台にヒマワリの種を置くようになって、20年程になるが、次第に増えていたヤマガラやシジュウカラ、イカル、ガビチョウ、ソウシチョウなどが、一挙にほとんど来なくなったのだ。去年の暮から来ないから、今年の寒さのせいではなさそうだ。

 

とすると、大震災や放射能の影響か。高性能の超能力を持つ野鳥ならば、日本列島の異常を感知していてもおかしくない。

 

では、全国的にはどうか、というと良く分かっていないらしい。毎年、何処かで少なくて、何処かで多い、だけのことかもしれないのだ。つまり、全国的規模で調査しないと、野鳥の増減など分からない、ということらしい。どこかに、逃避行してくれていれば、いいのだが・・・・・・

 

いづれにしても、今年の我が家の餌台に来る野鳥は、異常に少ない。

 

 

阿之我利(あしかり)とは、万葉集の「足柄の土肥の河内に出づる湯のよにもたよらに子ろが言はなくに」の地名の足柄のことです。土肥は、湯河原の中の地名。

私の窯場から、湯河原の野焼きの後の黒々とした野原がよく見える、という意味です。

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