一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

507  惜しみつつ読みすすむ書や二月尽   昭彦

2012年02月28日 | 

  今年は、オリンピックの年である。つまり、うるう年(閏年)である。。今年の2月は、29日まであるから、1日得したことになるのだろうか。

 

 さてこの句、余程面白い本に出会ったのだろう。残りのページが少なくなって、読み終わってしまうのが残念なのだ。だからこその「惜しみつつ」なのであろう。映画やドラマでも同じことが言える。

 

 「そんなに名残惜しいのなら、最初から読み直せばいいじゃないか」と言われても、「はい、そうですか」という訳にはいかない。

 

又、人と楽しい時間を過ごしている時もそうだろう。いつか必ず終わりや別れが来るのであり、その前に感じるのが「惜しむ心」である。

 

 

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