一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

502 春の夜の父を縮めてかくれんぼ

2012年02月23日 | 

 子育ては、もう遠い過去になってしまったが、当時の句を見ると、その頃のことが彷彿としてくる。写真やビデオに劣らないほど、鮮明な映像として蘇ってくる。

 

 この句の場合も、当時の家の押し入れやトイレの様子、洗濯機置き場の隙間、机やベッドの陰・・・・などなどが鮮明に・・・これは、「俳句の効用」の第一かもしれない。

 

 逆に、どんなに誉められても、机上で文字を付け合わせたような句は、年月と共に錆びてゆき、作ったことさえ忘れてしまう。そういうのを、机上俳句と言うそうだ。

 

Black-crowned Night Heron of hawaii

 

コメント
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