一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

543   晴れ女にもひとときの花の雨

2012年04月02日 | 

 

 私の知人に、自称他称の「雨男」がいる。遊びでも仕事でも、彼が行くと雨どころか、しばしば大雨や台風になったりする。

 事前に、彼が熱海に来ることが分かると、家族や知り合いは「それじゃあ、きっと雨だ」、と思う。そして、ホントに雨になる。遊びに来る場合はまだ良いが、これが出張などが多い仕事だったらさぞ大変だろう。

 この句は、その反対で自称「晴れ女」の句。世の中、自称晴れ女や晴れ男も結構いる。実は、私も典型的な晴れ男なのだ。

 と言うのも、行事があって万一雨になったら、それは雨女か雨男のせいである。従って、私の責任ではないから、いつまでも私が晴れ男であることは揺るがない、という実に身勝手な晴れ男である。

ヤマガラ(山雀)

コメント (2)
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