太陽暦で、うるう年と言えば、4年に1日だけ増えるだけだが、今年の旧暦では、うるう月がある。つまり、3月が2回もあり、1年が13カ月あることになり、丸々30日増える。このように、太陽暦と月暦の誤差を調整するために、ほぼ3年に一度うるう月で調整している。こういう時、例えば雛祭など、昔はどうしていたのだろう。
さて、本来の釈迦の誕生を祝う灌仏会(降誕会・仏生会・浴仏会・龍華会・花会式・花祭)は、旧暦の4月8日。今年の太陽暦では、5月28日にあたる。
旧暦から新暦に変わった明治期以後、灌仏会は桜の開花と重なるようになったため、花祭と呼ばれるようになったそうである。
ハナニラ(花韮) ヒガンバナ科ハナニラ属